「悪い子だ!」
とっさに出た言葉でした・・・・
それを聞いたディレクターは
「由紀さんにしかできない突っ込みだ・・・」
と言ったそうです。
こんにちは、中村由紀です。
・・・・・・・・・・・・・・・
今日は映画コラムを書かれている方にインタビュー。
小さい頃から映画好き。
親に連れて行ってもらう以外に
親の財布からお金を少し頂いて・・・
ん、盗ってが正しい表現・・・
そして
観に行っていたそうです。
その話が出て来たときの私の突っ込みが
「悪い子だ!」でした。
実は
ゲストは年齢的にも大先輩、
通信社の論説委員。
そういう相手に向かって
「悪い子だ!」
なんて、普通は言いませよね (;^_^A
もちろん
相手を尊重していますし
楽しくインタビューをリスナーに送りたいと思っています。
その時、私の中では
『「そうなんですね」と、そのまま流すのは違うでしょ!』
『だからといって、お金を盗った事を今更、咎める立場でもなし』
『「え~!!!」とか「あらら!!」では単純だ』
と様々な思考が巡っていました。
1秒も無い間・・・瞬時に。
そこで、出て来たのが「悪い子だ!」と
ちょっとお仕置きお姉様風リアクション
ゲストは笑い、私も笑い!!
そして話は展開していきました。
こういう瞬時に出てきた言葉・・・・
それも普通は言わないだろう言葉を
放送の場で発せられるようになったのは
ほんの数年前からだと思います。
以前は
アナウンサーたるもの
美しい言葉でインタビューしなければならない・・・と
綺麗ごとで纏め終わっていました。
かつ
様々な思考が巡っても
瞬時に判断できず
無難にしていたんだと思います。
そして
本当に言いたい言葉を飲み込んでいた・・・・・
それが
あるきっかけで変わりました。
(それについては、こちらの記事で)
なるべく
自分が言いたい言葉を発しようと心掛けるように。
それには
ある程度リスクはあります。
「あ~、あんなこと言っちゃった(>_<)」
なんてことも経験しました。
ですが
そういう経験をしたから
ここまでは言ってもOKというところ
そこの感覚が掴めて来たんです。
普段の会話でも同じです。
相手の反応を恐れて
言葉を飲み込んでいるならば
恐れず発してみて下さい。
会話が苦手という人は
失敗して笑われたり、バカにされるのが嫌と
会話の土俵にも上がっていない事があります。
抜群のセンスで
話力を持っている人もいるかもしれませんが
大抵の人が失敗を重ねて会話上手になっているはずです。
むしろ失敗を重ねてこそ話力が付くのではないでしょうか?
あ~、私もどれだけ落ち込んだか・・・・(x_x;)
ですがだからこそ
瞬時に「悪い子だ!」も発するようになったんですよ(笑