
アルバム「ポークたまご」をリリースされました。
ポークたまごは沖縄では超定番の料理。
家族やふるさとを思い出す味だそうです。
成底さんの歌には家族やふるさとへの思いが詰め込まれています。
アルバムの中の「伝え歌」には
亡くなった祖父様への思い歌われています。
東京で仕事をしている成底さんは
祖父様の臨終に立ち会えなかったそうです。
家族の方々は心配をかけないように
東京に連絡はしなかったとのこと。
それが寂しかった・・・・・と成底さん。
私は、その気持ちにとても共感しました。
私はここ数年、お正月に仕事があったので、
年末年始は東京で過ごし、ふるさとの大阪には帰っていません。
かといって望郷の思いがつのるとか
寂しいとは思っていませんでした。
東京の仕事や仲間に恵まれているためですよね。
そして
今回の年末年始は仕事がなくお休み。
なので
「大阪に帰ろうかな・・・・・・」と母に話すと
「無理しなくてよい」とのこと。
その言葉を聞いて
私は、とても寂しく感じたのです。
多分、母なりの優しさからの言葉だと思います。
ですが、
「たまには帰ってきなさい」と言ってほしかった。
成底さんの話を聞いて、
その時の感情を思い出したのです。
人の話を聞くときに
相手に共感するということ・・・・大切ですよね。
同じ体験ではなくでも
その気持ちを分かろうとする姿勢が必要だと思います。
私のレッスンやセミナーでは
テクニックと共にそんなお話もしていますよ。
中村由紀オフィシャルHPも見て下さいね。