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荻野目洋子さんが最近「大切な人のお墓参り」をしたと、Xに綴っていました。長文のポストは、溢れる想いの表れでしょう。

 

お互いを「ユッコ」「オギ」と呼び合った、荻野目さんと岡田有希子さんが関わった時間は2年。そして止まったままの時間は、あと半年ほどで40年…オギはユッコを、ずっと憶えていました。

 

(以下引用・一部略)

あの時、お互いの純粋な仕事への想いに共鳴し合っていた気がする(あれだけの競争業界で!)。それが尊い…

私の中では俗に言う「友達」のイメージよりも、軽々しく友達と呼びたくない、そんな距離感だったと思う。

 

多感な時期に訪れた、突然の別れに心の整理がつかないまま、ずっと自分だけが歳を重ねてきた。この感情をどうやって受け止めればいいかわからないまま、人に預ける事も出来ずに持ち続けてきた「壊したくない記憶」だった。

 

月日を重ねてようやく思える。 だから、前に進むしかないんだって。 その時は答えが見つからなくても、まずは動くように。

(それが供養になると、書いてみてまた気付いた)

 

ふとした瞬間に思い出しても、何故あの時?と問いかけずに、心で「また会おうね」って言えるくらい前向きな気持ちに、今はなってきた気がする。

すごく、時間がかかったけど。

 

ふたりがまた会うまでは、この先もっともっと時間がかかるはずだけれど。

荻野目さんの胸の中でずっと生きている〝大切な人〟との尊い友情は、これからも永く続いていくのでしょう。

 

 

水たまりに映る電線と空

 

止まない雨はない、どんなに悲しくても。

きっと心にも、青空が広がるときが来る。

photo by yukikostarlight