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56歳にもなって、家庭でも職場でも叱られてばかりのわたし。
人に褒められることなどまるでないのだ、ある場所を除いて。
「すごいすごい!一桁の人は、なかなかいないんですヨ!」
「とっても上手に磨けていますネ!ホントにすごいです!」
先日定期検診に訪れた、かかりつけの歯科医院。
若い歯科衛生士さんの、思いがけない感嘆に照れてしまった。
表情が隠れたマスクの上で、彼女の大きな瞳が輝いている。
染め出し液で磨き残しをチェックすると、新しいプラーク(歯についた細菌のかたまり=歯垢)は赤紫に、古いものは青紫に染め分けられるらしい。
その歯科医院はプラークの付着状況をスコアで示しており、20%以下にするのが望ましいとのこと。前回検査でわたしは9%、今回さらに2ポイント下がったようだ。
「前々回みたときは歯の裏側に少し残ってたんですが、今回はなんと!ゼロなんですよ!」
前々回?…そういえば前回の8月は院長が診たような、たぶん彼女は夏休み中だったんだろう。「前にみたときは〜」じゃないのがちょっぴり嬉しい。
それにしても今回、磨き残しがそんなに少ないのはなぜだろう?検診の日は別として、もう長いこと一日一回、寝る前しか歯を磨いてないのに。
磨く順序を変えたから?
〝一番磨きにくいところから先に磨くのがよい〟と、どこかで耳にして以来、上の奥歯の裏側から磨いているけど。
歯ブラシを変えたから?
いままで使ってたヘッド部分が小さいものがたまたま売り切れていて、昔ながらの大きなヘッドで磨いているけど。
磨き加減を変えたから?
その歯ブラシで普通に磨くとちょっと痛くて、思い切り力を抜いて毛先で歯を撫でるように磨くようになったけど。
歯科医院、それは歯が痛くなってから行く場所ではない。
歯が痛くなるのを防ぐため、診てもらいに行く場所なのだ。
そして…叱られるわたしが褒められる場所は、そこシカないのだ。
ユッコこと岡田有希子さんの笑顔は、真っ白で綺麗な歯並びがとても印象的でした。
歯磨き粉や歯ブラシのCMに、ユッコさんの出演がかなわなかったのは残念です。
photo by yukikostarlight
