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〝結婚は30歳ぐらいでいいです。それよりもステキな女性になりたい。何でもできて、かしこくて、でもちょっと抜けているようなカワイイ女〟
〝結婚というよりも、まず恋人が欲しい。恋をしたい〟
ユッコこと岡田有希子さんが、結婚について語った言葉。
18歳の乙女にとって、誰かと夫婦になるなんてずっと先のコトだったでしょうね。彼女がもし、20代にさまざまな経験をして「ステキな女性」になれたなら…その先には、どんな人生が待っていたのでしょう。
〝少し前までは23歳くらいで結婚したいと思っていたんです。23歳と決めたのは特別な意味があるわけではなく、ほら、いわゆる女性の適齢期でしょ〟
〝だからなんとなく私も、って思っていたんですよね。でも最近は年齢にこだわらなくてもいいかナァって考えるようになったんです。だって、実際問題、ムリだもの〟
〝第一、カレがいないんですから、いつまでに結婚を、なんてヘンですよね。まあ10年後までには、できれば結婚していたいナ。明るい家庭で、そのとき子供がいれば最高だろうなあ、と思いマス〟
女性の適齢期が23歳というのは、戦後の高度成長期的な価値観でしょう。最近の調査では、女性の平均初婚年齢は29.7歳。そして生涯未婚率は2割に迫るといいます。
年頃になれば結婚をして、子供を授かって…かつてユッコさんが憧れた、平凡で平和な昭和の人生。それは平成から令和になって、全くありふれたものじゃなくなりました。
あの頃のアイドルたちと同じように、彼女も歳を重ねることができたなら…。
photo by yukikostarlight