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大学受験。それは、たった1点の差が天国と地獄を分けるシビアな世界。ボーダーラインの攻防に勝てば春から憧れの学舎に、敗者は浪人という茨の道へ。
令和のいまの受験は、昭和末期のそんな記憶とは違うらしい。
ある難関私大の説明会で驚いたのは、合格最低点が「XX.X点」だったこと。小数点が出る理由は、選択科目による不利がないよう得点を偏差値換算するためだとか。
そしてボーダーラインの0.1点の間には、200〜300人もの受験生がいるという。1点どころか0.1点の差とは!
それで落ちたらさぞ悔しかろう…と思いきや、いまは同じ学部を複数回受験できる大学が多いらしい。
文系3科目にマークシート方式…旧来の入試には、劣等生が難関校に潜り込める隙があったけど。いまは総合問題やら数学必須とか、試験制度も様変わりしつつあるようだ。
それもあってか、憧れの大学に行くために浪人を選ぶ受験生は、昭和の頃より激減しているという。
さてわが子は、志望校のボーダーラインに届くのか。並みいるボーダイ(膨大)なライバルとの、0.1点の攻防に勝ち残れるのか。
「運も実力のうち」というけれど。運を引き寄せるのは、結局ひたむきな努力なんだよね。
難関高校への合格で、芸能界への境界線を乗り越えた岡田有希子さん。
もし彼女が大学に行けたなら。ユッコさんが見た春の景色は、全く違っていたでしょう。
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