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都内のJRターミナル駅に、えきねっと購入の切符を受け取りに行った。発券されたのは往復の乗車券と特急券が2人分、合わせて8枚。あれ、以前は領収書も出てきたのに無い?
そして券売機の脇には、切符を入れる封筒が置いてある…はずなのに。あれ、見当たらない?
8枚の切符を手に、すぐ横の「みどりの窓口」に入ってキョロキョロしていると、入り口横に立っていたひっつめ髪の女性駅員に声をかけられた。
「乗車券袋をお探しですか?」
「はい」と答えると同時に、彼女は早口でわたしに告げた。
「ハイフシュウリョウデス」
「はい?」
「ですから、ハイフシュウリョウデス」
それが〝配布終了です〟と、一瞬解らなかったわたし。
「ええと、これからはもう配りません、ということですか?」
「はい、ハイフシュウリョウデス」
乾いた声で「ハイフシュウリョウデス」を繰り返したその女性は、きっと何人もの客に対して、毎日同じように〝ご案内〟しているんだろう。
今後は配布を止めることになりました、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…くらいは言ってくれたっていいのに。
添える言葉に、乗車券袋のようなコストは掛からないのだから。
切符には「優」の字が記されており…割引は嬉しいけど、やさしくはなかったかな。
〜〜
同じことを伝えるにしても、言い方ひとつで受ける印象はがらりと変わりますよね。
繊細なひとだったという、ユッコこと岡田有希子さん。相手にかける言葉に、きっと気を遣うことも多かったんだろうな…そんなことをふと思ったわたしでした。
photo by yukikostarlight