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〝いつまでも、一緒にいてね。ステキの国からやって来たリトル・プリンセス〟
ユッコこと岡田有希子さんがデビューしたとき、彼女にはこんなキャッチフレーズがありました。
あの頃、多くの新人アイドルがこのような惹句(じゃっく=キャッチフレーズ)とともに登場し、やがて表舞台を去っていったのです。
尾張の国からやって来た可憐な少女・佐藤佳代さん。
1983年の秋から冬、彼女は翌春のデビューを目指して厳しいレッスンを重ねていました。一人でも多くのファンに、いつまでも一緒にいてもらえるように。
彼女が過ごした雌伏の日々は、夢を叶えつつある至福の日々でもあったのでしょう。
ところでこの「惹句」という言葉、車の整備などに使うジャッキ(jack)に由来するとの説があるようで。持ち上げる意味の「ジャック(←ジャッキは日本語カナ表記らしい)」に、引き起こす意味の「惹」、そして文句の「句」の字が充てられたとのこと。ホントかしら?
先だって発表された、ユッコさんのデビュー40周年の最後を飾るライブ音源のリリース。
歓喜したファンは、わたしだけではないでしょう。クリスマスの発売が待ち遠しいですね!
1986年4月5日の渋谷公会堂からスタートした「Heart Jack」コンサートは、翌日の名古屋市民会館での公演を最後に中止されました。
あれから長い間眠ったままだった、歓声に包まれる彼女の歌声が。
レコード会社の作品として蘇る、そんな日がようやく訪れます。
彼女に心を鷲掴みにされたままの、世界中のユッコフレンズとともに。
その日を待ちたいと思います。
photo by yukikostarlight