数多くのブログのなかから、当ブログをご訪問いただき誠にありがとうございます。
太字は過去記事へのリンクです。もしよろしければ、ご覧になってください。
10月1日。東海道新幹線が開業して60年、還暦になるという。
1964年のこの日に誕生した〝超特急「ひかり」〟は、それまでの特急「こだま」が7時間近く要した東京〜大阪を、わずか4時間で結んだ。
「こだま」の列車名は、東京と大阪が日帰り可能になったことに由来する。
音速を超える名前となれば、もはや光速しかない。「ひかり」の愛称は、当時九州を走っていた急行列車から取り上げて名付けたという。
のちに「ひかり」よりも速い列車として「のぞみ」が登場した。光速を超える名前となれば、もはや物理的制約から離れ、想像の世界に行くしかない。
想像の世界といえば、先人が思い描いたタイムマシン。
アインシュタインの相対性理論によれば、宇宙船で光速=秒速30万Kmで移動し5年後に帰還した場合、地球は50年経っているという。まさしく浦島太郎の物語だ。
そしてその宇宙船が光よりもずっと速ければ。過去へ遡ることだってできるだろう、いまはもう会えない人にも会えるだろう。
光の速さを超え得るもの、それは叶わぬ望みだけかもしれない。
夜空に輝くちいさな星たちは、光の速さで数十年もかかる彼方にあるといいます。
ユッコこと岡田有希子さんが夜空を見上げた40年前、放たれた星の輝きが今宵ようやく届いている…そう思うと感慨深いですよね。
photo by yukikostarlight