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初めて「新幹線eチケット」を使うことになった。

 

旅を企画した仲間が、手配した乗車券や指定券をわたしのモバイルsuicaに紐付けてくれた。

キャッシュレス、そしてチケットレス…最近は遠出するにも、おカネもきっぷも手にすることなく行けてしまう。赤い腕章を付けた車掌さんが車内で「きっぷを拝見」なんてのは、すっかり過去の話なのだろう。

 

さてこのeチケット、紐付けされたきっぷの詳細を確認しようと思ったら。

モバイルsuicaのアプリでも、えきねっとのアプリでも見られない。

えきねっとのサイトでのみ確認できるようだけど、ほかの人に手配してもらった場合はその人のアカウントからしか見られない。しかも、深夜はサーバーが停止しているとかで、アクセスできないという。

 

旅の前夜、きっぷを眺めながらニヤニヤした時代が懐かしい。

 

慣れてしまえば通勤と同じ感覚で新幹線に乗れてしまう、ストレスフリーなeチケット。

でも心配性なわたしは、自動改札を無事に通るまで安心できない。結構なストレスだ。

 

しかも、eチケットの乗車券にはこんな「弱点」があるらしい。

紙のきっぷなら「都区内発→着駅」だったけど、eチケットは「東京駅→着駅」。

23区内から乗る人は、いままで不要だった「乗車駅から東京駅までの運賃」を、別に支払わなければならないという。

 

それを避ける目的で特急券のみeチケットにした場合、乗車券をみどりの窓口などで買い、特急券は別に券売機で紙のきっぷを発券しなければならないのだそうだ。もはやチケットレスではない。

加えてその買い方だと、えきねっと限定割引きっぷは買えない仕組みだという。

まさに泣きっ面に蜂、だ。

 

ストレスフリーなはずの、新幹線eチケット。

そんな弱点を知ってしまったわたしには、全くもってストレスフルなのである。

 

 

ユッコこと岡田有希子さんがいた時代…1980年代中頃は、まだ改札口に鋏を持った駅員が立っていました

時は流れて駅員の姿が改札から消え、切符そのものがなくなったいまを、昭和に取り残された彼女はどう思うのでしょう。

photo by yukikostarlight