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〝心に秘めて、それらしいそぶりも見せない〟

そんな意味の「おくびにも出さない」という言葉がある。

 

この「おくび」は噯気と書き、ゲップのことなんだそうだ。ゲップは生理現象だから自分の意思で我慢するのが難しい、それでも出さずに腹の中に仕舞っておく…ということから来ているらしい。知らなかった。

 

たぶん胃腸が変調を来しているのだろう、最近ゲップが頻繁に出る。

人前で盛大にするものではないし、かなり困っている。

 

じつは40代半ばまで、わたしはずっと逆流性食道炎や胃痛に悩まされてきた。

でも減量したことで内臓の負担が減ったのか、ここ十年ほどは胃薬の世話になることもなくなっていたのだ。

なのに…思い当たるのは、ストレスから糖質やアルコールを摂る量が最近増えたこと。自覚はあった。

 

逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、機能性ディスペプシア、胃炎、胃潰瘍、胃がん。

気になるほどゲップが出るのは、消化器疾患のシグナルという。

からだの警告には従わざるを得ない、観念して近所の消化器科を探した。

 

その医院の診察券を持っていたのだけど、最後に行ったのがいつだか思い出せない。

そして行ってみたけど、古びた待合室の様子など全然記憶になくて。

自分に関係ないと思ったことって、すぐに忘れてしまうんだなあ。

 

医師からは「タケキャブ錠20mg」を2週間分処方され、これで様子をみましょうと言われた。

それから数日経ったけど、残念ながら状況は変わらず。次に医者に行く時は胃カメラになるのかな、ユーウツだ。

 

でも職場では、そんなことをおくびにも出さない(つもりの)わたし。

舌を前歯の根元に当てて、歯を噛み合わせないようにしておくとゲップは出にくくなるらしい。

 

 

 

ユッコこと岡田有希子さんにも、笑顔の陰でおくびにも出さず胸にしまいこんだ思いがあったのでしょうか

photo by yukikostarlight