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この記事を書いてから、まる1年が過ぎた。
きょう2月17日の大きな話題はなんといっても、H3ロケットの打ち上げ成功!
既存ロケットのH2Aが開発されたのは約20年前。1回打ち上げるのに約100億円もかかる。
H3ロケットは設計の大幅な変更により、費用が半分の約50億円で済むという。
でも昨年に続いて打ち上げに失敗すれば、今後日本は自力で人工衛星を宇宙に送り出すことができなくなるところだった。
今回の成功で、ようやくH3ロケットは人工衛星を宇宙に輸送できる性能を世界に示すことができた。
ウクライナ侵攻によりロシアのロケット「ソユーズ」に頼れなくなった欧州など、海外から低コストを武器に需要を取り込めるかもしれない。
そんな大切な打ち上げ「成功」とは、どの時点を指すのか。打ち上げることができたら?宇宙に到達したら?地球を一周したら?
ニュースの第一報は、一刻も早く「成功」or「失敗」を打ちたいメディアによって判断が分かれたみたいだ。いまとなっては、どうでもいいことだけど。
そしこのニュースが好材料となって、週明けの日経平均株価は1989年末に付けた3万8915円87銭の史上最高値を、ついに超えると思う…けど。
種子島で去年、打ち上げ失敗を涙を浮かべて見守っていた女性はきっと、そんなこと関係なしに、空高く飛んでいくロケットを瞳を輝かせ見つめていただろう。
ユッコこと岡田有希子さんのうたに出てくる「ロケット」は人工衛星じゃなく、集合写真からくり抜いた彼の写真を積んでいます。
photo by yukikostarlight