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「マルハラ」。メディアで最近取り上げられ、広く知られるようになった言葉である。
いまの若い世代は文末の句点「。」に恐怖心を持っており、SNSなどのやり取りで中高年が使うことが嫌がらせ、ハラスメントに当たるという。
高校生のわが子に聞いてみたら「文末の『。』ってふつうのやりとりで付けない。付いてるとわざわざ付けてる感があって、相手が怒っているように見えるかな」
なんで怒っているように思うの?「『。』が付いてるのって、だいたい注意とかのキビシイ内容が多いし」…そ、そうなの?
でも言われてみれば、そうかもしれないと思う。
わたしの職場は、コロナ禍から在宅勤務が当たり前に行われるようになった。メンバーとのやり取りはもっぱらチャットになり、そしてベテラン組からのその中身はほぼ〝ダメ出し〟だ。ダメ出しする側が読みやすくしようと句読点を入れるのがNGとは、ダメ出しへのダメ出しなのか。
ところで。最初に「マルハラ」と聞いて、「マルウェア」のマル(malisious 悪意がある)が頭に浮かんだのは、わたしだけだろうか?
セクハラなどを訴えられる側はたいてい、嫌がらせではなくコミュニケーションの一環で…などと言う。だけどいまでは、相手が不快に感じたら何をしてもアウトだ。それに対して「悪意がある嫌がらせ」とは、つまり互いにハッキリ嫌がらせと思う「ハラスメントの相思相哀」ということか。
…などとひとり合点したのはここだけの秘密にして欲しい、まる。
ユッコこと岡田有希子さんはマルハラの理不尽?に、中高年とともに憤慨してくれるのでしょうか。
それとも、18歳のままの彼女は若者に同意するのかしら?
(写真は本文とはまるで関係ありません。)
photo by yukikostarlight