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久々に出社したら、隣席の女性から〝聞いてくださいよ〟攻撃を受けた。
ここしばらく、職場で腹に据えかねる出来事が続いたらしい。
休暇明けで鬱なわたし相手に、容赦なく毒を吐く。
こういうときは意見をせずに、傾聴に徹するに限る。
長年の会社員生活で学んだことだ。
所詮はひとごとなんだし。
〝そうなんだ、大変だったね〟何回目かの生返事のあと。
毒気に中ったか、ついこんな余計なひとことを挟んでしまったのだ。
〝なにしろ毒を吐くからドクハク(独白)、っていいますもんネ〟
すると彼女はわたしから顔を背けて、こう呟いた。
〝聞いてくれる相手がいるから、独白じゃないけどね…〟
誰かが聞いてくれていることばは、ひとりごとじゃない。
ひとごとには違いないとしても。
そんなわたしの、ひとりごとでした。
ユッコこと岡田有希子さんに、毒を吐ける相手はいたんだろうか。
心の森のなかは、陽の光を遠ざけていたんだろうか…。
photo by yukikostarlight