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ここしばらく、なぜか昔のことをやたら思い出すのですが。この朝もひょんなことから、頭の中が二十歳前だった頃に引き戻されたのです。
みなさんは受験の時、得意科目の簡単な問いに苦しんだ記憶ってないですか?
わたしはあります。
憧れの志望校に一浪で再び挑んだ、国語にその設問はありました。
「ナットク…傍線部の片仮名を漢字に改めよ」。
漢字の書き取りは二つしかなく、これを落とせば合格は覚束ない。なのにその時わたしには、この字がどうしても頭に浮かんでこなかったんです。「得」は分かるけどその前はなんだっけ、絶対知ってるはずなのに〜!
それでも試験終了間際まで、粘りに粘って…辛うじて正答できました。
その朝よーく粘らせてご飯にかけた、アレの名前のおかげで…。
親愛なるユッコこと岡田有希子さんは残念ながらキライだったようですが。暗黒の宅浪生活を終わらせてくれた納豆、わたしは大スキです!
そんなことをふと思い出したのは、ネットニュースのこんな見出しを寝惚け眼で読んだから。
〝サンド富澤のロケ先での対応に納得しかない「意外と富澤のやり方」〟
ロケ先のお店でタダでサービスしてあげると言われたらどうする?という話題。サンドウィッチマンの伊達さんは〝自分で欲しかったものなら、ちゃんと買わせていただくのが礼儀〟と語り、富澤さんは、相手の厚意を無下にしたくないなら〝「じゃあいただきます。こっち買わせてください」と言えばいい〟と提案。富澤さんのやり方なら、相手の厚意も尊重しつつこちらの誠意も示せてさすがのアイデア!…という内容でした。
この「納得しかない」との見出しを、わたしはパッと見で「納得いかない」と勘違いしてしまったんです。これでは富澤さんの対応に異論がある、と真逆の意味になってしまいますよね。サンドウィッチマンのお二人を賞賛する記事は多いけど批判は珍しいかも、と思ったらそんなことなかったのでした。
日本語って、実に難しい。
得意科目が国語しかない少年だった、しがないおっさんは思うのです。
こいにこいする、おとしごろ。
photo by yukikostarlight