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勤め人としてのゴールが迫るなか、この春わたしにもついに〝ジョブ型雇用〟なるモノが及んできたのです。
要するに「企業が一度雇用したヒトを、丸抱えで面倒見る時代は終わりましたよ」「これからは企業が求めるスキルを持つヒトとだけの、ドライな関係になりますよ」ということらしいですね。
終身雇用とか、就職でなく就社などといわれたこれまでの昭和な働き方は〝メンバーシップ型雇用〟というそうです。皆で足並み揃えてという感覚が今後なくなるなら、当然ながら労働組合も衰退の一途でしょう。
…というわけで、これから後輩の上司に評価されるための面談を受けなきゃならないんですが。
今年から人事制度が大きく変わるとかで、実にうっとおしいんです。
自己申告書とやらを書くのが。
注意事項の一番上に、このように書いてありました。
「記載内容がJDに沿っているかどうか、提出前に確認してください」
… JDって? 女子大生じゃないの?
冗談ではなく本当に思いました。普通こういった略語を用いる時は、一番最初は正式な名前を出しませんか?近頃の何でもかんでもアルファベット2文字にしちゃう風潮ってどうかと思うんです。
わたしの勤務先の人事部は昨年、突然HRグループなる名前に変わったんですが、これはヒューマンリソースのことらしい… 先に説明してほしい。
JDとはジョブディスクリプションのことらしいです…それなに、おいしいの?
〝JD=職務について記述した書類〟と理解し、その書類を探し出して目を通し、作文し終えるまでの小一時間は長かったです。
これまでの会社人生で過ごした30年の時間が、一瞬に感じるほどに。
ユッコこと岡田有希子さんがもしJDになっていたら、歴史は変わったかもしれない…。
彼女ならきっと竹内まりやさんや渡辺有三さんのようにKO、じゃなくて慶応で学べたでしょうね。
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