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昨今各地で相次いだ、非道な強盗事件について。
指示役とされる「ルフィ」と名乗る男と、男が実行犯を募った「闇バイト」というふたつの言葉が、ニュースに頻繁に登場しました。
実は複数存在する?ともいわれている「ルフィ」には、とにかく「ONE PIECE」作者の尾田栄一郎さん※に謝って欲しい。
※2016年の熊本地震では、郷里の復興支援のため「ONE PIECE」主人公ルフィ名義で多額の寄付をされたそうです。
ここでいいたいのは「闇バイト」という用語?について。
ググってみると、SNSなどで詐欺などの実行犯(いわゆる「受け子」ですね)を募る際に使う言葉、などとされています。
この「バイト」という字面が、それが犯罪であることを意識させにくくしていませんか?
犯罪の当事者ならともかく、メディアがこういった犯罪側に加担するかのような表現を用いるのはどうかと思うわけです。「悪の手先の仕事」とか「悪の末端〜」などと言い換えてはどうだろうか。
ついでに言わせてもらえば、昨今よく耳にする「パパ活」。これも以前の「援交」より明るく軽いイメージを持たせた、そしてその行為に潜むリスクを覆い隠してしまう、じつに罪深い言葉だと思ってます。いったい誰が言い出したんだろう?
ユッコこと岡田有希子さんが空の下からいなくなって数十年、彼女の知らない言葉がどんどん増えていきます。いや、もしかしたら、空の上でいっしょに憤慨してくれてるかも。
ところで、先日の記事でわたしは「原発の再稼働が進んでいる地域では、電気代の値上げがない」との趣旨を書きました。
しかし実は、今回値上げをしない中部電力は原発再稼働していません。しかも発電コストを押し上げる火力発電比率も他地域より高いとのこと。どうやら中部電力は他の電力会社よりも財務面での〝体力〟があるので、顧客離れを招く料金値上げを回避することができた、とのことのようです。
以上、先日の記事に補足させていただきます。世の中ってそう単純な構造ではないのですね…。
〝言葉の海に潜む、隠しきれない思惑〟をイメージしてみました…
顔が怒っている猫よ、スマン!
photo by yukikostarlight