先週、水元スポーツ公園オープンセレモニーの直後、
保健福祉委員会の副委員長ということでお招きいただき、
障害者就労支援施設のパランしょうぶの開所式に伺いました。
パラン=フランス語で『親』
しょうぶ=葛飾区花
住み慣れた地域で安心して生活を送ることができるよう、開かれた施設を目指す
施設入所支援 51名
短期入所 6名
生活介護 60名
就労継続支援B型 10名
葛飾区に住む障害者を対象にした施設で、
パンを作ったり、2階に併設されている喫茶店で実際に働いたりと、社会参加の活動もするそう。
それぞれの個室や食堂、ホールがあり、入居者の方が交流できるような造りで、中川に向いていて太陽の光も差し込み、ひなたぼっこができそう。
開所式には入所予定の方も出席されていて、施設立ち上げまでに携わったたくさんの方の思いが詰まった開所式でした。
まだ開所前でまっさらの状態でしたので、皆さん入居されて落ち着いたころにいつもの生活ぶりを拝見しに伺おうと思います
開所式前に葛飾区障害福祉課の課長からお話を伺ったとき、
子どもの未来を心配するのは障害があってもなくても同じ。
比較的重い障害者を持つ子を育てる親は、自分が年老いても子供の介助は24時間365日。体力的にも精神的にもつらくなる一方で、自分がいなくなった後の子供のことも心配する。
施設に預けたくても預けられる施設が遠くて、なかなか会いに行けなかったのが、葛飾に施設ができることで障害者も住み慣れた地域で暮らせるようになった。
パランしょうぶで就労のための予行演習をすることで、自宅に戻ってからも地域と関われる。
と話してくれました。
そして、課長が障害者福祉に関して
障害者福祉はオーダーメイド。
一人ひとり違うからこそ我々はそこに寄り添う必要がある。課題山積な部署だからこそやりがいがある、と話してくださいました。
福祉部歴30年以上の課長の熱意溢れる話しぶりに、感動。もっとお話聞きたくなりました
私は保育園の時、障害を持つ男の子と一緒のクラスで過ごしました。
先生から言われなくても、子ども同士でも自然と協力し合っていたし、子どもながらに『いろんな人がいる』ことを理解していたのだと思う。
同じ学区域でしたが、特別支援学級がなく男の子は別の小学校へ。でも中学校でまた同じ学校になり、クラスは違うけれど支援学級の生徒の活動を身近に感じて過ごしました。
今思うと幼少期から障害者と自然に関われていたのがいい経験だったと思う。
大きくなってから、障害者に対しての偏見について考えることも増えてきた。
障害者への偏見は『誤解』からきているように思う。
多くの人に『理解』してもらえる社会になったらいいな
祖父の代からご縁のある原町成年寮、桐友学園さんにも、今度お話伺いに行こうと思います。
社会福祉法人 原町成年寮http://www.haramachiseinenryo.com/about.html
社会福祉法人 桐友学園 http://kiritomo.main.jp/index.htm