いつもお伝えしているように

私は基本的にテクニカル分析によって

相場を見極めますが、

ニュースを

完全に無視するわけではありません。

 

例えば

少し前の話になりますが、

「アメリカのアルタバが

日本のヤフーの株を売却し、

売却によって得た資金で自社株買いを行った」

との報道がありました。

 

こういった動きも

円安ドル高に対する

1つの要因になったことが考えられます。

 

この二ュースは、

内部要因分析と言いますが、

需給バランスに関係してきます。

それが、売買比率データとして

数字に表れます。

 

ぜひあなた自身でも

内部要因分析を

意識されて

トレードに生かしてみてください(^_-)-☆

 

 

◆ トルコリラ円・トレーダー心理から見えること ◆

 

本日は始めにトルコリラ円相場について

お伝えいたします。

 

8月のトルコショックを経て

かなりの買いポジションが

強制ロスカットに引っかかって

決済されてしまったものと

考えられます。

 

また、

以前、相場が

1トルコリラ=22円、23円台にあった時は

「いよいよ底値か」

と考えて買いポジションを

どんどん持たれている方も

多くいらっしゃいましたが、

今はもうトルコリラ円相場に

嫌気が差してしまって

トルコリラ円相場から離れてしまった方も

多いように見受けられます。

 

くりっく365のデータで

トルコリラ円相場における

売買比率を確認しても、

買い残が以前に比べて半減しており、

新規買いが増えない状態が続いています。

 

もちろん引き続き

「金利狙い」で

買いポジションを持たれている方もいらっしゃいますが、

その方々の様子も以前とは違っているように

見受けられます。

 

例えば

「1トルコリラ=10円まで下がっても大丈夫。」

とか

「1トルコリラ=3円まで下がっても大丈夫。」

という感じで

資金に余裕を持ってポジションを持たれている方が

多くいらっしゃるようです。

 

中には

トルコリラ円が0円になっても大丈夫なように

丸代金の感覚でトレードされている方も

いらっしゃいます。

 

ちょっと相場が下がったら強制ロスカットに

引っかかってしまうような

無茶なポジション取りをされている方が

たくさんいらっしゃる

以前のような状況とは異なります。

 

ちなみに、

先週トルコ中銀は

6.25%の利上げを決定しましたが

それに対して

トルコのエルドアン大統領は

「耐えられない」

という旨の発言をしました。

 

そのため市場には、

「エルドアン大統領がいつ何を言い出すか分からない」

と考える向きもあり、

トルコリラ円相場に対する安心感が

薄れたように見受けられます。

 

「エルドアン大統領が

トルコ中銀に圧力をかけて

例えば利下げを決定させるのではないか」

と不安視するトレーダーも

少なくありません。

 

そういった意味でも

トルコリラ円相場に対して

慎重になっているトレーダーの方は

少なくないでしょう。

 

細かく日々の売買比率を追っていると、

モタモタしたレンジ相場の中で

少し相場が上がってきたら

2,000枚程度買い残が減るようなこともあり、

 

買いで入られた方が

少し価格が上がってきたら

確実に利益確定をする、

というように、

金利狙いで長期保有するというよりは

短期で差益を狙うトレードをされている方も

いらっしゃるように見受けられます。

 

そして、このように

多くのトレーダーの方が

慎重にトレードしている状況を考慮すると

「トルコリラ円相場が

一気に大きく下落する、

ということは考えづらい」

と言えます。

 

多くの方が

「さらに大きく下がったら嫌だ」

と不安に感じて

用心しながらポジションを持たれている時というのは

相場は下げづらくなります。

 

また、チャートを見ると、

原稿執筆時点では

安値が切り上がっている状態にありますので

 

そういったことからも

今の時点で私は

仮に今後再びトルコリラ円相場が下落するにしても

1トルコリラ=16円台が良いところだと見ています。

 

もちろん、

いつも口酸っぱくお伝えしているように

万が一に備えて

相場がどのように動いても大丈夫なように

資金管理をすることは絶対に

お忘れなく。

 

 

 

◆ フィボナッチの計算方法を解説します♪ ◆

 

では続いて、

テクニカル分析についてお伝えします。

 

以前こちらのメルマガで

「1ドル=111.80円は

フィボナッチ・リトレースメント(以下フィボナッチ)

の計算で言うと

61.8%にあたる価格ですよ」

とお伝えしたこと覚えていますか?

 

勉強熱心な方は

どういう計算をしたら

61.8%になるのか、

ご自身でお考えになったかと思いますが、

 

もしかしたら

その計算方法が分からなかった方も

いらっしゃるかもしれませんので

本日は改めてその計算方法について

解説させていただきますね。

 

今年の7月につけた高値(くりっく365・以下同様)、

1ドル=113.18円から

8月につけた安値

1ドル=109.76円まで下落した値幅

3.42円に対して

61.8%戻した価格が

1ドル=約111.87円です。

 

そしてドル円相場は

8月29日に

1ドル=111.83円まで上昇した後、

いったん下落しましたので、

フィボナッチ通りの動きになっていた、

と言えます。

 

ぜひこの計算を参考にしていただき、

直近のドル円相場においても、

どの価格がポイントになるのか

あなた自身で計算されてみてください。

 

テクニカル分析を

信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、

今お伝えしたように、

相場はきちんと法則通り動いています。

 

「フィボナッチの計算をしてトレードしてみたけど

その通りに動いていません!」

とおっしゃる方も

いらっしゃると思いますが、

その場合は、

計算に使う価格が間違っている可能性が

考えられます。

 

どのタイミングで

どの価格を参照して計算すれば良いのか、

理解できていないのではないでしょうか。

 

「フィボナッチの法則に従って

計算しているのに全く機能しない」

という方は

ぜひ今一度参照している価格や計算方法を

改めて見直してみてください。

 

 

 

 

★★★

 

Let's enjoy FX&くりっく株!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

池辺雪子

 

 

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