先日、講座の中で
「自分の長所」について話し合いました。
私の長所は責任感があること。
たとえば、当たり前だけど「約束を守る」とか…
とＴさん。
彼女はとても
実行力と強さを持った人。
私が
約束を守る、とは、
自分との約束 ですか?
と訊いたら
即答で
そうです、自分との約束。
…これってすごいこと！！
自分との約束って、
なんなら一番守れない
まっとうな大人であれば、
ほとんどの場合
他人との約束は守っていると思います。
では自分との約束って
何かというと
たとえば
今日から毎日ジョギングをしよう
とか
今月末までに〇㌔やせよう
とか
そういう、自分で
「こうしよう」と決めたことです。
…守れないですよね
私も、
定期的に運動をしようとか
早起きをしようとか
全然守れない
だから迷いなく
自分との約束を守る
といえるＴさんは
人並外れた意志の強さを
持っているのです
では、Ｔさんのようにできない
私たちが どうしたらいいかと言うと
他人との約束に変える。
たとえば
読書の習慣をつける、という
自分との約束が守れないなら
友だちに
毎週土曜日に、
その週に読んだ本の感想をシェアしようよ!
と提案してみる。
「友だちとの約束」にすると
しかも自分が言い出したことだと
守らなきゃ!、と思えてきますね
相手にも約束を課すことになるので
その約束に喜んで同意してくれる人 をえらびましょう。
もともと読書好きな人や、
読書を習慣にしたいという同じ目標を持っている人、などが良さそうです
Ｔさんのすごいところ、
「自分との約束を守る」
それができるのは
自分を大切にしているから、
とも言えます。
他人との約束なら守ろうとする
とはいっても
その相手が、自分にとって
どうでもいい人だったら
「まあいっか」と
約束を破るかもしれない。
逆の目線で見ると
約束を簡単にやぶられたら
自分は軽んじられている、
大切にされていない
と感じるでしょう。
約束を守ろうと思うのは
その相手が自分にとって
大切な人だからです。
そう考えると
「約束」をするときには
相手のことも考えて
お互いにこれなら守れる、
あるいは
簡単にできることではないけど
これだけは絶対に守りたい
ということを厳選しているのですね。
そんな風に
自分をリスペクトして
自分との約束が守れたら最高！
まだそれができないなら
他人との約束にして
守らなくてはならない状況にする。
約束上手になって
「したいこと」を実現していきましょう
表参道アンジェリカ
牛島有希子
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一男一女の母。猫が好きです
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