子どもに、大人になったら「自立して幸せになってほしい」なら… | 表参道アンジェリカ 牛島有希子|子育ても自己実現も! /アドラー心理学講座/カウンセリング/カウンセラー養成【表参道・全国】

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育児を通して、女性がますます輝けるように…
3,000組を超える親子と向き合ってきた経験と、アドラー心理学・カウンセリング・各種セラピーの知識を融合した発信をしています。

 

 

子育て講座で、受講生さんに
「お子さんに、

どんな大人になってほしい?」
と訊くと

多くの方から

 

自立できるように
なってほしい
 



という答えが返ってきます。



自立、という言葉の定義は
人によって多少のちがいは
あるかもですが

一般的には

 

自分以外のものの助けなしで、
自分の力で生きていけること

 

というイメージだと思います。

 

 



『山中教授、同級生の

小児脳科学者と子育てを語る』


↑この本を読んでいたら
ちょっと違う解釈が
書かれていました。


自立とは

 

" 自分ができないことを理解して
誰かに「助けて」と言えること "

 

 

…なるほど!
目からうろこでしたびっくりびっくりマーク


まずは自分で何とかしようと
努力してみることは大前提として

自分ではできないことは
人の力を借りる
、というのも

生きていく中で
大切なスキルだと思いますひらめき電球


さらにこの本には

子どもが「助けて」を
言える力を育てる
ために

親や周囲が
 

いつでも助けるよ、
大丈夫だよ!
 

と伝えることが大切、
と書かれています。

 

 

SOSは恥ずかしい
ことではない。

あなたは一人で
生きてるわけじゃないよ!

 

と伝えていくことが大切だと。


アドラー心理学では

幸せに生きるには
「共同体感覚」を持つことが
大切
だと考えます。

 
それは、
安心して所属できる
居場所があること。

ありのままの自分を
尊敬・信頼し、受容してくれる
場所がある
、と感じられること。

自分も同じように、
そこにいる人たちを
尊敬・信頼し、受容できる
こと。

 


共同体感覚が育っていれば
安心して「助けて」が言えるし

誰かの「助けて」に
手を差し伸べよう
と思える。




 
そういえば、
岩井俊憲先生も
コロナ禍でのZoom研修で

困っているときには
「助けてください!」
臆さず声をあげなさい、

おっしゃっていました。


子どもを自立させることが
親の責任だと思うあまりに
 
 人に頼ってはダメ! 

人に迷惑を
かけないように!
 
…と言い続けてしまうと

子どもは「助けて」
言えなくなってしまう
でしょう。
 

 

SOSは恥ずかしい
ことではない。

あなたは一人で
生きてるわけじゃないよ!
 

…と伝えること。



そして

 

  いつも、子どもを 
勇気づけている
ハートの花

 

ということ。



そうしていれば
  • まずは自分でやってみる
     
  • どうしてもできないことは
    人の力を借りることができる


子どもたちは、そんな
  "自立した、幸せな大人"
育っていけると思いますニコニコ
 

 

 

 

プロフィール画像

子育て&自己実現アドバイザー
牛島有希子


子育ても 自分の人生も、
キラキラ充実させたいママたちに
育児・育自について発信しています。

 

一男一女の母。猫が好きですニコ
 

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