世界的指揮者、小澤征爾さんが
お亡くなりになったそうですね。
報道で、生前の小澤さんの
インタビューや
指揮をしている映像を見て
そのカリスマ性、天才性に
あらためて衝撃を受けました。
オーケストラを
全身全霊で指揮をする
迫力がものすごいですし
もうご高齢になってからの
インタビューでも
ハッとするくらいの
声の力強さ、目力の強さがあります
インタビューでのお話から
音楽を深く愛していることと、
演奏家へのリスペクトが
強力に伝わってきます。
こんな熱量の人が
自分たちへの尊敬と信頼をもって
指揮をするという状況で
演奏家が
自分の最高の、
あるいは最高以上の
パフォーマンスを発揮することは
もう当然のことだと
感じました。
そこにあるのは
指揮者と演奏家の
相互尊敬・相互信頼。
最高の自分を発揮しなさい
なんて言われなくても
「最高の自分を発揮したい!」
という想いが
自然に湧き上がってくる。
湧き上がるというより
抑えられない衝動として
吹きあがってくる
感じが近いかもしれません。
「勇気づけ」とは
その人が
自ら、前向きな一歩を踏み出そう、
と思えるように働きかけることです。
小澤さんの生きざまは
超・強力な
勇気づけの体現だったと感じます
小澤さんは
その演奏家が一流だから
尊敬する、というのではなく
音楽を表現する人、
いえ、それよりもっと広く
音楽を愛する人すべてを
尊敬・信頼している、
ということが伝わってきます
それって
全ての人を無条件に
尊敬・信頼している
といえるでしょう。
小澤さんからの
尊敬・信頼を感じ
私たちはいつの間にか
勇気づけられている。
小澤さんの指揮を、
小澤さんの語る様子を
見ていると
感動とともに
私も何か行動したい
気持ちになってくる。
「勇気づけ」ってこういうことだと
あらためて実感しました。
ご冥福をお祈りいたします。
表参道アンジェリカ
牛島有希子
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一男一女の母。猫が好きです
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