「すごく特別な出会い方をした、知らない誰か」

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こんにちは、表参道の育児・育自サロンAngelica（アンジェリカ）の牛島有希子です。

小島慶子さんが雑誌に寄稿しているエッセイに

いろんな親子の形（子どもを迎え入れる形）について書かれていました。

男女のカップルが通常の過程を経て妊娠・出産し、親子になる、という形だけでなく

医療の力をかりる妊娠もあるし

LGBTのカップルが子どもを設けるために代理出産といった形をとることもあるし

養子という形もあるし…

子どもを迎える過程も多様になっていることを考えながら

最後に小島さんが言っているのは

どのような経緯でそこに存在することになったのであろうとも、その人は初めからその人だったのです。

そう我が子とは、すごく特別な出会い方をした、知らない誰かのこと。

(中略)

大人にできることは子どもを全力で歓迎することだけですね。

ようこそ世界へ。ここは安全だよ。あなたはそのままでそこにいていいし、いてくれてめちゃくちゃ嬉しいよ!って。

子どもは親の所有物ではなく、親がコントロールするものではなく、親の作品でもない。

私たちのもとに来てくれた最初からずっと、尊敬される一個の人格、一個の存在。

私がよく、講座の中でお伝えするのは

子どものことを「外国から来た(宇宙から来た / 別の世界から来た)、大切なおともだち」と考えてみましょう、ということ。

その人は、この世界についての知識や、この世界のルールをまだよく知らないだけ。

私たちは、外の世界から来た大切な・大好きな友人に対し、どんな対応ができるでしょう。