こんにちは、表参道の育児・育自サロンAngelica（アンジェリカ）の牛島有希子です。
先日のＥテレの番組「ウワサの保護者会」のテーマは
「子育ての後悔」でした
小学生以上の子どもを持つ保護者たちが悩んでいることを話し合う番組で、尾木ママがアドバイスをしてくれます
今回は、子どもが習い事をやめたいと言った時のことが話題になっていました
習い事は、親としては
自分にとってためになった習い事を子どもにも習わせたい
身に着けておくと将来きっと役立つから習わせたい
子どもにはこんな習い事をさせたいという理想…
さまざまな想いがありますよね。
すべて 「親として、よかれと思って」 のことです
でも、その習い事を 子どもが続けたくない、もうやめたい、と言った時。
辛くても続けることで壁を乗り越える喜びを感じるかもしれないという意見、
無理に続けることでトラウマになってしまったという実体験、
やめてしばらくしてから「やっぱりやめなればよかった」と言い出したという話もあったり…
いろんな意見を聞いたあと、尾木ママが言ったのは
子どもの自己決定が大切。
やめたことを後悔しても力になる。
無理に続けさせることで心の傷になる方が問題
ということでした。
親子関係講座ＳＭＩＬＥでも同じように考えます。
という考え方です。
さらに 尾木ママは
同じような場面に出くわしたときにその経験を活かせる。
ということを話していました。
アドラーは
親子関係は上下関係ではなく横の関係であること子どもに対して尊敬・信頼を持って接すること
を説きます。
尊敬・信頼の気持ちを持っていれば
子どもに判断、決定をゆだねることができます
もしその判断・決定で 子どもがのちのち後悔したとしても
それを次に活かせる、その力がある、と信じることができます
子どもが 習い事を続ける・やめるの選択をして
その選択が間違っていなかったという場合もあるでしょうし
あとから
「あの時の選択は失敗だった
」と子ども自身が感じる場合もあるでしょう
でも、失敗から何を学ぶか、失敗をどう活かすか が大切。
失敗という経験をどうとらえるか、それもまた自分自身が決めることです。
アドラーのいう「自己決定性」です。
子どもが「自分は選択を誤った」と感じているのなら
親がその時にするべきことが「勇気づけ」
ほら、だから親の言う通りにしておけばよかったでしょう
ではなく
子どものその時の気持ちに共感し寄り添いながら勇気づける。
ＳＭＩＬＥやＥＬＭでお伝えしている「聴き方」のスキルが活かせる場面ですね
そして番組では、
子育てについて親も 「あの時こうしておけばよかった」 と後悔することが多々あることが話し合われていました。
尾木ママは
自信をもって後悔してください
と言っていました
親子講座ＳＭＩＬＥを学びに来てくださる方は
子どもへの対応に後悔している方もたくさんいらっしゃいます。
「もう後悔したくないからＳＭＩＬＥを学んで子育てを仕切りなおそう
」と思って受講を決めたのは
マイナスの経験をばねに、プラスに方向転換できたということです
失敗や後悔をプラスに変えるのは自分次第
自分自身にも子どもに対しても、この考え方をもっていたいですね
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