さて、今日からまた、連載を再開したいと思います😉
いよいよ、『庭造り三原則』”その3育てやすい植物を選ぶ”…というお話に入りましたが…
前々回、↑の記事では、育てやすい植物を選ぶためには、
①その土地の気候
②植え場所の日照条件
③花壇の広さに対する、植物の大きさと広がり
の、三点に留意するとよいのでは…というお話をしました😉
そこで、今回から『①その土地の気候』という観点で、具体的に、”育てやすい”植物のいろいろをご紹介していきたいと思います😸
きっと、多くの方がご存知の花木だと思います😊
八ヶ岳の土地は、冬に-10度を下回る寒冷地です。普通のアジサイだと、冬に花芽がやられてしまうので、花が咲くことは難しいのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210102/11/yukiko17roses/97/c9/j/o0607108014875788918.jpg?caw=800)
このアナベル、東京の暑い夏も難なく乗り越え、必要な世話と言えば、晩秋から早春までの間に強剪定するだけ…
バラが終わった頃から咲き始める花は、存在感があるわりに、色が白だから使いやすいんですよね。
八ヶ岳の庭でも、このアナベルを使って、ダイナミックなボーダーを作るのが夢でした。
八ヶ岳の土地は、冬に-10度を下回る寒冷地です。普通のアジサイだと、冬に花芽がやられてしまうので、花が咲くことは難しいのです。
ところが、このアナベルは、春から新しく伸びた枝に、花を咲かせます。
東京のような暖地でも、八ヶ岳のような寒冷地でも、同じように栽培できる優れた庭木なんですよね😉
↓は、早春のアナベルのボーダー。えっ?どこにアナベルがあるの??って感じですけど😁
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210102/11/yukiko17roses/97/c9/j/o0607108014875788918.jpg?caw=800)
無数の剪定枝で覆われているのが分かりますか?
これ、早春に、この場所にあるアナベルを強剪定した時庭出た枝なんです。
土作りや防草のために、アナベルの枝で、ご存知、有機物マルチしておいた…というわけです😉
(有機物マルチについては、↓の記事で…)
毎年、早春、アナベルの枝を根元から二芽程残して強剪定します。
同じボーダーに毎年芽吹く水仙の芽の成長に追われるように、作業はいつも大あわて…😅
この作業は、晩秋から冬にかけて、いつでも行っていいんですけど、八ヶ岳の冬は、庭仕事するには、すごーく寒いので…❄️
このシックな感じは、周囲の紅葉とも馴染みます。
ところどころに入り込んだ、モナルダのシードヘッドとも、いいコンビ😊
来春まで、このまま、冬庭のにぎわいに。
アナベルは、一株あれば、簡単に挿し木で増やすことができます。株が大きくなれば、サッカーが伸びて陣地を広げることも。
色も白だけでなく、薄いピンクから濃いピンクまで、いろんな品種が出回っています😉
東京でも八ヶ岳でも、気候に左右されず咲くアナベル。なかなか貴重な花木だと思いませんか😊
さて次回は、どんな花のお話にしましょうか
。🌺🌼🌺🌼🌺
暖地でも寒冷地でも、大丈夫なもの…まだまだありそうです😄