そっぴーが双極性障害と分かって
私も、本人も、日々の気持ちのあり方について、
双極性障害の症状かもしれない、という
フィルターを通しながら生活をしています。
側で見ている私としては、
DID(解離性同一性障害)よりも、
今は双極性障害の方が辛そうです。
いつ、鬱のターンに入るかわからず、
鬱に入ったら、いつ出られるかわからず…。
鬱の時は無力感に苛まれ、
どんなこともマイナスに捉え、
希死念慮に苦しみます。
こんな時は、どんな慰めも通用しませんが、
私はとにかくそばにいて伴走することしか
できないので、一緒に鬱の時間を過ごします。
鬱のターンに入ると、頼みの綱のコンサータの
効き方にも変化がある事が分かってきました。
コンサータで高まる気持ちの高まり具合が
低くなり、持続時間も短くなります。
本人の高い意識と、コンサータで
大学に通い続けることはできていますが、
充実した楽器の練習は難しい状況になります。
今回は卒業試験の前1ヶ月くらいが鬱のターン
でした。
全く練習が手に付かず、とても苦労しました。
全てを理解して暖かく迎えてくれる師匠に
どれだけ救われたか分かりません。
ピアニストさんにも支えられて、
どうにか試験を終えることができました。
こういう状態にあったそっぴーが、
ソロ曲を2曲、どうにか吹き切る事が
どれほどのことか、私以上に理解できた
人はいないと思います。
双極性障害の躁の時の対処薬として
レキサルティを処方してもらい、
毎日常用すると共に、頓服使用も
認められていて、急やってくる衝動には
上手に対処できつつあります。
しかし、鬱については、まだ手段を得て
いなかったので、先日の診察で精神科の
主治医に相談すると、6月から1カプセルで
常用していたイフェクサーを2カプセルに増やす
よう指示されました。
また、鬱の時はコンサータ18mgを
2錠飲むことも試してみるよう、
指示されています。
こうして主治医が的確に投薬で
手を打ってくれるのは本当に助かります。
辛さに対して、対処してくれる度に
そっぴーの先生への信頼は増していきます。
信頼できるから、相談し続けられるのです。
相談ができるから、自分を知ることができます。
まだまだ、双極性障害の鬱を
上手にやり過ごせません。
そして、そっぴーが鬱だろうと躁だろうと、
日々、出来事はそっぴーに降りかかって
来ます。
良いことも、悪いことも。
鬱の上手な過ごし方って、あるのでしょうか?
鬱がなるべく楽にやり過ごせるよう、
祈ってやみません。
写真はそっぴーの作ったプリンです。
直径15cm、卵を6個使っています。
とっても美味しいです!