伯母の、外出の条件付き解禁と、死後の準備。 | ゆききちの代謝異常症姉妹子育てブログ

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先天性代謝異常の娘を持つ母親の日々の出来事、
子育て一般の思いを綴ります!


春に自宅で転倒して、

大腿部頚部骨折からの

人工股関節置換術を受け、

そのまま自宅には戻らずに

施設で暮らす事を選んだ伯母。


秋になって私立の施設に移り、

既往症だったパーキンソン病についても、

施設から程近いクリニックに転院し、

生活が安定してきたようです。


施設は個室なので、

気兼ねなくテレビを見たり

自室のトイレに入れるなど、

老健の頃よりも暮らしが

楽になったようです。


伯母には高校時代からの親友がいます。

その親友が、高齢にも関わらず

伯母に会いに来てくれているようです。


施設に移っていろいろ心配な点も

多かった伯母ですが、行いも落ち着いて

来たようなので、我慢してもらっていた

外出を、親友が来た時に限り、

解禁することにしました。

保証会社のTさんと相談の上、決めました。

但し、電車やバスには乗らないこと。

施設から遠く離れないこと、が条件です。


さて、親友が遊びに来てくれる週の火曜日に

条件付きの外出を解禁にしたことを

Tさんから伯母に伝えてもらった翌水曜日、

伯母は施設の中で転倒し、頭部を打って

病院へ搬送されました。


検査の結果、問題は見当たらず、

すぐに施設へ戻れたそうですが、

施設内で転倒、受け身を取れず頭を打つとは…。


これで本当に外出できるのか、不安では

ありますが、私は8月に伯母に会ったきりで

最近の伯母の様子を知りません。


なので、週末の外出については、

伯母の身元保証をしている保証会社の

担当のTさんと、日々の暮らしを見て

下さっている施設の方と、伯母本人の

3者で話し合って決めて欲しいと

伝えました。


私の伯母への介護生活は基本的に

終わっていると思います。


今週にマンション売却の最終確認や鍵の引渡し、

手数料の支払いは、私が担当しますが、

それが終われば、殆どするべき事はありません。

月に1度程度、伯母の通帳を記帳して、

コピーを伯母に送るくらいの事です。


そして、年明けには保証会社が

伯母の今後について、最終的な打ち合わせに

入ります。


遺言書の作成、任意後見人についての

正式な書類を作り、死後の取り扱いについて、

例えはどんな葬儀をして、だれを呼ぶかや、

どの様な形でどこへ埋葬するか、などを

決めて書類に残す作業が始まるそうです。


任意後見人については、伯母が認知症を発症

すると発動します。

そうなれば、私が預かっている通帳も、

保証会社に引き渡して管理してもらう事に

なります。


後は伯母が静かに余生を過ごすばかり、

となりつつあります。


写真は今年の銀杏の紅葉。

暖かい日が続きましたが、やはり

冬が来るみたいですね。