私の母は料理が上手で、我が家のご飯は
いつもかなり美味しかったです。
外食嫌いの父のもとで育ったことも相まって、
美味しい家庭料理が私の食生活の基本です。
豊かな食生活に教育されたおかげて、
私自身、かなり美味しく作れる方だと思います。
けれども、私は料理が嫌いです。
理由はいくつかあります。
まず、1番はやはり子供達の治療食と
大人の食事を両立させなくては
いけないという大きな制限。
それに伴う手間。夕食を作ろうと思うと、
どんなに少なくとも2時間は
キッチンに立ちっぱなし。
で、2時間かけて作ったものを30分余りで
食べて、その後に片付けがある。
なんか、コスパの悪い作業だな、と思って
います。
だから夕方は憂鬱。
あー、今夜は何を作ろう、
献立を考えようとすると、脳がフリーズ
してしまいます。
献立が決まってもやれやれと思うだけで
やる気は湧いて来ない。
そんな私を助けてくれるのは
やはり、音楽。
ワイヤレスイヤホンを耳にキュッと
入れて、好きな音楽を聴きます。
私の音楽のテリトリーはかなり広い方
だと思います。クラシック音楽から、
民族音楽、洋楽、JPOP。
広く浅くですが。
共通点は基本的に上手であること。
作曲や演奏が巧みでないと、音楽に没入
出来ないので。
昔よく聴いた曲も新しい曲もどちらも
聴きます。
ここ数年はJPOPに素晴らしいアーティストが
沢山出てきたな、という印象があります。
星野源、米津玄師、official髭男dism、King Gnu、
YOASOBI、Lucky Kilimanjaro、RADWIMPS。
みんな歌や作曲が上手です。
最近ハマっているのはMrs. GREEN APPLE。
きっかけはドラマ『日曜日の夜くらいは』。
テーマソングを聴いてキャッチーでいい曲
だな、と思ってYouTubeで少し真剣に聴いたら
ハマってしまった…
official髭男dismの藤原聡、
YOASOBIのikura、
King Gnuの井口理、
みんなすごいボーカリストだと思います。
けれど、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴は
ちょっと驚愕でした。
どんだけ音域広いかな、と思うし、
ピッチは完璧だし、リズム感も良い。
声の使い分けもバリエーション豊か。
Adoが歌った『私は最強』、流行り
ましたが、私は全然好きじゃなかった。
曲も、歌い方も。
でも、Mrs. GREEN APPLE版を聴いて
これは、いい曲かもしれない！
とにかく上手いな！
『私は最強』はこうあるべきだったんな、
と思いました。
楽曲提供したけど、作曲した本人が
歌ったバージョンの方が良い、という
パターンは結構あります。
槇原敬之の『世界に一つだけの花』
竹内まりやの『駅』
山崎まさよしの『セロリ』
私はどれも、作曲者が歌ったバージョンが
好きです。
『私は最強』もボーカリストを選ぶ曲
だったんだなぁ、と思っています。
ちなみに、今、Mrs. GREEN APPLEの
曲でお気に入りは『Attitude 』。
リズミカルで料理が捗るんです。
写真はお買い物の時によく通る公園の
桜並木からのぞく青空。夏色です。
よく見ると桜の葉が暑さや雨の不足で
枯れかけています。
毎日本当に暑い…