12月の半ばにウィルタネン彗星という彗星が地球に大接近して、3等クラスになると予想されています。手軽に使える初心者向けの双眼鏡についてよく聞かれるので、手軽に星見や旅行に使える双眼鏡をちょっと紹介。

 

星を見るのには対物レンズの口径がものをいいます。だけど、大きい双眼鏡は重くて旅行には持って行くのが邪魔に・・・。快適な手持ち観望には倍率は10倍あたりが限界で、6倍から8倍が丁度良く、また倍率が高すぎると視野が暗くなります。手軽な星空観察には6倍×口径30mmか8倍×口径40mmがお勧めです。

 

双眼鏡にはポロ式とダバ式があり、ポロ式は構造が簡単で良く見える双眼鏡を造りやすいのですが、重くてかさばりやすいです。ダバ式はコンパクトなものを作ることが出来るのですが、調整が難しく高価です。同じ見え味であれば、ポロ式とダバ式のコストは2倍近くなると言われています。

 

星空観察用と旅行用の双眼鏡の両立はなかなか・・・。そんな中でエントリークラスで手軽に星空観察と旅行に使える双眼鏡をリストアップして紹介します。

 

Kenko ultraVIEW 6×30WP ポロ式 実視界 8.3°450g 実売5千円くらいから。フルマルチコートではなく、作りが1万クラスよりやや劣るが、コストパフォーマンスは高い。

 

PENTAX SP 8×40 ポロ式 880g 8千円くらいから。ロングアイレリーフではないので、メガネを付けて覗けない。8倍×口径40mmでは破格ですが、作りが安っぽいとの声も。

 

Kowa YF30-6 6×30 ポロ式 実視界8.0°470g 8千円くらいから。ピントリングが使いにくく、不評ながら、見え味に定評があり、人気。

 

Vixen アトレックライト BR6×30WP 6×30 ポロ式 実視界8.0°500g 1万円くらいから。Kowa YF30-6と同じOEMメーカー製と言われる。作りはしっかりしていて5年保証付き。

 

 

Nikonプロスタッフ 7S 8×30 ダハ式 実視界6.5°415g  1.6万円くらい。8倍30mm口径と星空には暗めですが、ダバ型のフルマルチコート機としてはコストパフォーマンスが高い。

 

 

PENTAX  AD 8×36 WP 8×36 ダハ式 実視界6.5°640g 1.4万円くらいから。口径36mmなので、30mmよりは少し明るく、コストパフォーマンスが高い。

 

 

VixenアスコットZR  8×42 ポロ式  実視界8.2°870g  1.4万円くらいから。870gと旅行には重めですが、実視界が8.2度と広く、5年保証が付いている。星見の定番。

 

 

Kenko ultraVIEW以外はフルマルチコートというレンズのコーティングを基準に選びました。フルマルチコートはマルチコートよりも10%近く明るいです。PENTAX SP 8×40以外はロングアイレリーフという接眼レンズから目を少し離して見ることが出来、メガネをかけた状態で覗くことが出来ます。

 

6倍×30mmではKowa YF30-6が人気。ただピントリングが使いにくいという指摘があります。ダバ型には6倍×30mmが販売されていないので、星見には少し暗いですが8倍×30mmのものをリストに入れました。

 

8倍×40mmのポロ型ならVixenアスコットZR  8×42あたりがお勧め。ダバ型の8倍×40mmでフルマルチコートの双眼鏡は2万後半ぐらいからなのでリストには入れていません。ダバ型の8倍×40mmは高価ですが、ポロ型よりも200gほど軽い600g半ばです。

 

このリストの中で私が実際に使っているのは、Vixen アトレックライト BR6×30WPです。気軽に使えてとても重宝しています。

 

前回の記事の続きです。奈良盆地の南東の端にある桜井市から南西の端にある御所市へ・・・。ここ御所市は、古墳時代に天皇家と並ぶ豪族の本拠地があった場所として知られています。調べている歴史上の人物の先祖がこの地に関わっているようなので、近くを訪れたのですが、邪馬台国と高天原伝説は地理的にどうも重なるところがあることもあって、少し調べることに・・・。

 

 

平安時代から江戸時代の前期頃までの実に800年もの間、朝廷から高天原があると考えられた地があります。高天彦神社のある高天という場所です。高天原というのは伊勢神宮の神である天照大神(アマテラスオオミカミ)をはじめとした神々が住んでいた地で、アマテラスが隠れた天の岩戸も高天原にあると考えられてきました。

 

 

道路標識の案内板。神話の里 高天ヶ原の文字が・・・。

 

 

境内の様子・・・。鳥居の隣に休憩の建物があって少し観光地化はされています。

 

 

明治期は村の鎮守レベルの村社・・・。本殿は寂れた感じ。

 

 

案内板に書かれているように平安時代は最高位の名神大社・・・。最高クラスだった神社が現在の状況・・・。案内板が平成29年というのがせめてもの救い。

 

 

高天彦神社の平安時代の神階は、従二位勲二等。出雲大社の神階が正二位ですから、それに次ぐ神階。しかし、江戸時代に本居宣長が天上説を唱えるなど、しだいに高天原は天国のような場所と考えらるようになり、御神体の山と高天彦神社は忘れられた存在に・・・。さらに戦後史観では、高天原は作り話だから研究する価値がないという考えが主流になってしまいました。学校でも教えなくなっているので、高天原そのものを知らない人もいるかもしれません。

 

 

かなり前にNHKの番組で見た時は寂れた感じだったのですが、駐車場が広くなって、休憩するための建物もあって少し観光スポット化していました。地元の人と話したのですが、今はネットの影響で訪れる人が増えてるとか。高天原の歴史的意義を思索しながら散策。神社の建物が村の鎮守レベルなので、オススメはできませんが、近くに用事があればついでに寄ってみるといいかもしれません。

 

 

2年ほど前から気付いてはいたのですが、一連の歴史調査に関連して、新聞などで大きな記事になってもおかしくない発見をしてしまいました。いろいろと慎重に検討したのですが、調べている歴史上の人物の話の本の完成を少し遅らせて、発見の本と2冊ほぼ同時に出して相乗効果を狙うことに・・・。話題性は結構あると思うので、発見の話はこんなところに書けないのが悩ましい所です。

 

 

 

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前々回のブログ記事の続きです。調べている歴史上の人物は戦国から江戸時代初期に活躍した人物なのですが、一族のルーツの地は邪馬台国の都として有力視される奈良県桜井市の纏向遺跡のすぐ隣・・・。

 

 

調べている歴史の人物は、何人かの作家の題材になったり、大学の先生が研究対象としてきたりしている、とても謎の多い人物・・・。時代が大きく離れていますが、その人物の最大の謎を解くヒントが邪馬台国のことが書かれた書物に書かれていると、個人的に注目しています。

 

 

という訳で、纏向遺跡の南隣にあり、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓の有力候補と言われる箸墓古墳のまわりを探索・・・。まずは、全景の写真をup。

 

 

 

箸墓古墳は陵墓参考地となっているので、天皇陵と同じで宮内庁の管轄で鳥居があります。

 

 

 

看板を見てみると注意書きが・・・。古墳に関して何の解説もない様子・・・。解説ぐらい少しは書けないのかと・・・。

 

 

 

ため池(箸中池)の堤防からの一コマ。和歌の石碑が建っています。草刈りはされているようですが、もう少し公園として整備してもいいような・・・。

 

 

 

箸墓古墳の被葬者は、日本書紀に書かれている「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」という第七代・考霊天皇の皇女で、第八代・考元天皇の兄弟とされています。百襲姫は大物主神(すぐ近くの大神神社の祭神で三輪山のご神体)の妻となったという巫女的性格を持った人で、巫女的性格という点では邪馬台国の卑弥呼と一致はしています。

 

 

ただし、百襲姫が天皇を差し置いて、指導的立場にあったのかという問題が残ります。なので、百襲姫=卑弥呼という図式は定説にはなっていません。皇女の古墳としては異常に巨大で、卑弥呼の墓!?と言われて久しい箸墓古墳ですが、陵墓参考地ということで考古学者の学術調査も長らく禁じられてきました。最近になって、表面的な調査は可能となったので、今後に期待ということでしょうか。

 

 

「やまとととひももそひめのみこと」なんて舌をかみそうですね・・・。ここには書けませんが、邪馬台国の書物に書かれたヒントに注目したおかげで、思いがけない大収穫がありました(汗

 

次に続きます。

 

 

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