
親の対応を少し意識することで
より温かい親子関係が
築けるんですよ

コミュニケーションアシスタント
親業訓練インストラクターの加藤由紀子です

東北地方を襲った大きな地震
3.11の恐怖が
よみがえってしまいました。
実家の89歳の母は
宮城県で独り暮らしをしています。
地震の直後に
仙台市内に住む弟に
電話をしたら
大きかったね、びっくりした。
って元気な声だったよ。
と母の無事の報告を
受けました。
翌朝、母に電話。
夕べの地震大きかったね
怖かったでしょ。
やや間があって・・・。
そうだねぇ…大きかったねぇ。
びっくりしたよ。
あの後は眠れた?
うん、布団かぶって
ぐっすりだったよ。
母は認知症で
すぐに忘れてしまうのが
特技です.。
やや数秒あったあの間で
さすがに大きな地震のことを
思い出したことでしょう
たぶん・・・きっと。
都内に住む伯母が
母の事を心配して
電話をくれました。
母の無事をお伝えすると
安心してくださり
耳が遠くなっちゃったから
話がかみ合わないかもしれないわ。
一歩的に話すから
悪く思わないでね。
と前置きをして
90歳の伯母さんは
体調を崩して入院したこと
息子さん夫婦が
とってもよく面倒をみてくれること
商店街の馴染みのお店が
閉店しちゃたこと
外出が出来なくなったこと
生協で色々頼めるのが
楽しくなってきたこと
でも味が好みに合わないと
がっかりしちゃうこと
ほんとは商店街に
お買い物にいきたいこと
たくさんたくさん
お話を聞かせてくれて
私はあいづちを打ちながら
ただただ話を聞き続けました。
伯母さん
お話いっぱい聞けて
嬉しかったよ。
あぁ…嬉しい。
伯母さんは
アラ卒寿になっても
お友達が多くて
町会のお仕事などもして
アクティブな方でした。
次第にお友達が
施設に入るようになり
寂しくなったり
ご病気によって
ご自身で思うように動くことが
出来なくなってしまったことが
とっても悲しくて
情けなく思ってしまうようです。
私はただただ
話を聞いただけ。
伯母さんは
ただただ思う存分
話したいことを話しただけ。
そういえば
読売新聞の朝刊
『 日曜の朝に 』のタイトルは
「ちょっと」に救われる
伯母さんは
「ちょっと」話したくなって
電話をくれて
いろんなことを
たくさん話して
嬉しい気持ちに
なってくれたようです。
私も気持ちが
ほっこりしました。
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