おはようございます。
このブログをスタートする前に、
別媒体で記録していた時間を整理する
想い出箱、
私的な内容の中でも
今回は自分の中では
人生の中でも大切な想い出になっている
レストランでの食事の記録です

エルルカンビスは
銀座レカンや青柳などの名店で
修行された伊東シェフが湯河原に開いた、
フレンチと和を融合した料理を
提供するレストラン。
山の途中の
閑静な住宅地の中にあります

店内から見える庭園は竹林で、
その佇まいと静かに流れる時間に癒されます

チーズパイと冷製たまねぎのスープ。
甘みが美味しい

真あじを使ったメニュー。
ハチミツソースとみょうががアクセント

仔羊を使ったもの。
にんじんとクミンのピューレ、
チーズによって
肉の臭みを感じさせない、
味の変化が楽しめるようになっています。
今回一番面白かったメニュー

下にある
ブイヨンソースは
しっかりとした味付けで、
アイナメとの相性がよい一皿。
上は青とうがらし

メインは牛。
よい火加減で、
赤ワインのソースが添えられています。
ボリュームに満足

フレンチのコースの終わりに
出てくるこのご飯、
毎回楽しみにしていますが、
牛肉と卵のピラフ、
オーソドックスな味わいなんだけど、
今回一番美味しかった一品
エルルカンビスといえば、
このコース料理の〆に出る
ごはんを毎回楽しみにしていましたが、
途中から予算的なものなのか、
メニュー改変だったのか、
メニューからなくなってしまいました。
すごく残念でしたが、
今は復活してるかな…
このちょっとした
メニューが大好きだったので、
自分が作るコース料理には
このエルルカンビスの〆ごはんを
イメージして
ごはんものを
コース料理の〆に出しています

この日は
自分の誕生日だからと、
サプライズしてくれました。
人にサプライズするのは好きですが、
人からされるのは恥ずかしい(笑)。
プリンはこのお店では重要なポイント。
苦味のある、
大人が美味しいと味わえる
ブラジルプリン。
食べて幸せな気分。
ご馳走さまでした
エルルカンビスは
神奈川に住んでいた頃含めて
10年間近く1年に一度は
足を運んでいました。
今はどうなんだろう。
あの竹林を見ながら
食事をする時間が
贅沢でした

リストランテエッフェは、
料理の鉄人のかぼちゃ対決で
小林シェフの存在を知った時から
いつかは
小林シェフの料理を食べてみたい、
と思っていました。
同じ料理は二度と作らない、
料理から説明まで
すべてを
自分でやらないと気がすまない、
一日二組限定など、
ストイックなシェフの料理は
味のわからない自分などが
食べるには失礼かな、
と思っていたのと、
軽井沢のレストランは
まったく予約が取れない
と聞いていたこともあり、
夢のような存在として見ていました。
そのシェフが
お弟子さんの指導の機会を作ること、
気軽に入れるリストランテを
銀座に開くと聞いたので、
それならば
今の僕が食べても差し支えないかな、と…
幸い
10年以上も待ち続けた
小林シェフのお店に
行けることになりました。
現場は
お弟子さん達が
料理を作られているようなので、
小林シェフは
監修的な位置付けのようですが、
それでも楽しみ

今回のメニュー。
前菜、スープ、パスタ、
肉料理、デザートの計5品の13000円。
安くはないですが、
料理を作られる方なら
説明を聞いた時点で納得できる内容

前菜の前の
付け合わせのパン。
グリッシーニという
クラッカーをスティック状にした
パンがついてきました。
写真奥のパンが噛めば噛むほど味わい

前菜は
リンゴとウニのタレッジョチーズ焼き
スカローニョとキャヴィアのサラダ添え。
説明は恥ずかしながら
あまりに知らない食材や技術ばかりで、
聞いていてすべてを理解できない
自分が残念…
ウニとチーズがアクセント

スープは
白カリフラワーとイノシシの
ラルドーネスープ。
カモのフォアグラの
フライパン焼き添え
アジマーゴチーズ風味。
食べれば食べるほど、
味が複雑に深く濃厚になります。
体験したことのないスープ

小林シェフはこの日は
お子さんの卒園式とのことで、
お会いすることはできませんでした。
軽井沢を
行ったり来たりされて
いらっしゃるそうで、
他にもいろんなお話を
支配人の方から教えていただきました。
そんな中
僕が小林シェフのレシピ本と
マジックを持ってきている、
と同席していた方が
支配人に言ってくださったおかげで、
僕が持ってきたレシピ本に
小林シェフがサインをしたものを
後日送ってくれる展開になりました。
接客も丁寧にしていただき、
至れり尽くせりで
忘れられない時間になりました






