おはようございます。

2月29日は

恵比寿にある

リストランテ マッサ24周年

 

 


料理の鉄人で

イタリアンの鉄人として活躍された

神戸さんがお店を開き、

20周年を夢見ながら

志半ばで遠いところへ旅立たれた後、

マダムや吉田シェフ、

スタッフの方々が

懸命にお店を守り続けて

24年の月日が流れました。

僕がお店に

足を運ぶようになったきっかけは、

月間専門料理に記載された

吉田シェフのインタビューに

胸を打たれてからでしたが、

20周年の時は

ありがたいことに、

パーティーのお手伝いを

させていただきました。

それから4年。

コロナなど

飲食店全体の

存続危機もありながら、

それでも乗り越えて

お店が24周年を迎えたことが、

お店を好きな一人としても嬉しい



この日は

能登チャリティーディナーでした。

久しぶりの夜のマッサ


マダムが描かれたボード、

夜でピンボケしていました。

残念…



玄関。

夜だと雰囲気が違います



今回はいろんなワインを

いただきましたが、

いつものように

ひどく酔うことなく

美味しくいただくことができました。

ありがとうございます



スタートは

ズワイガニとプンタレッタのブルスケッタ。

ほのかな苦味と酸味が

食べていて嬉しくなるメニュー



パンも美味しくいただきました。
なるべく綺麗なお皿で
お返ししたいので、
残ったソースをいただく際に一緒に


能登彩り野菜と鮪のバーニャフレイダを

ホワイトアスパラと共に。

能登野菜の力強い

生命の息吹を感じます



サクラマスのソテーを

菊芋と蛤のスープで。

臭みのない

サクラマスに

柔らかな味わいの

蛤のスープが美味しい



マッサといえば

やはりパスタ。

キタッラを

牡蠣のトマトソースで。

中島菜という

能登野菜を素揚げしたものが

アクセントになっています



二皿目のパスタは

4種類のチーズを使ったトルテッリ。

チーズを使いながらも

くどいコクや濃さはなく、

チーズの風味を

ソフトで上品な味わいで

いただけました



メインは
宮崎牛のソテー。
菜の花と金柑のフォンドヴォーソースを
黒トリュフで。
文句なしで
格別な美味しさの牛肉の旨味を
満喫しました


デザートは

安納芋のクリームブリュレに

牛蒡のジェラートに

フォンダンショコラ。

温かいフォンダンショコラが

美味しいデザート



最後はコーヒーで。

今回の

能登チャリティーディナーでは、

マッサを愛する

いろんな方々の

お話を聞く機会をいただきました。

全員ではないものの、

僕の知らないマッサの時間や

優しさや料理愛に溢れた

神戸さんのエピソードなども聞けて、

貴重な時間になりました。

ああやって

お店の空間に、

いろんな想いや想い出が

溢れかえることは

素敵なことですし、

それだけマッサが

多くの方々に愛されていることを

肌で感じられる、

忘れられない想い出になりました


よくいろんな料理人の方々が

料理とは愛を注ぐこと、

お店に来たお客様のことを

自分の家族や恋人だと思って

接するように、

とおっしゃっていますが、

その通りだと思っています。

形が家であろうと

お店であろうと、

自分自身であっても

いつも感謝と

謙虚さを忘れずに、

愛を注いで料理したい



この思いを想い出として

文字として閉じ込める前に、

過去の記事を読み返しましたが、

想い出の時間を

こうして振り返ることができるのは

幸せなことだなと



神戸さんや

マダム、

吉田シェフやスタッフの方々が

早朝から深夜まで

毎日積み重ねてきた時間が

眩しいくらいに輝いていましたし、

時間の重みを感じた一日でした



どうもごちそうさまでした。

これからも変わらず

お邪魔できればと思います