今日は
彼女と
THE FIRST SLAM DUNK
を観に行きました。
ジャンプ連載時は
新連載から最終回まで
毎週読んでいたので、
彼女から声がかかったら
観に行こう、
くらいの感じでいましたが…
一言で言うと
スラムダンクのキャラと物語、
あの試合を
今の井上先生の思いや考え方で
再構築して描いた
新しい別作品、
という印象を受けました。
もしかしたら
アニメの世界観や声優さん、
原作に対する思い入れが
ご自分の中で強い方には
そういうこともあって
違和感があるかもしれませんが、
個人的には
ぜひもう一度観たい、
そんな素晴らしい作品です。
監督も井上先生が行われているせいか、
近年の映画やドラマにありがちな
説明過多なシーンがなく、
どのシーンも叙情的。
大切な人が
遠い世界へ行ってしまうことを
表現するシーンも
ああいう形での表現に共感します。
観る前にはどうだろうかと
思っていたCGも、
あのぎこちなさが(よい意味で)
カラー漫画が動いているような
印象を受け
まったく違和感もないですし、
あのCG表現だからこそ
できたバスケの臨場感や緊張感だと
思います。
バスケの一試合だけで
あれだけの一体感や、
まるで試合を観に来て
応援してるかのように
観ている者の心を鷲掴みにしてしまう、
井上先生の作家としての
創作表現の豊かさに脱帽です。
リョータの重い過去を
試合とクロスさせていることもあってか
ギャグは少なめですが、
今連載中のリアルを見ていても
今の井上先生が描きたいのは
ああいうものではないのかなと
個人的には感じました。
観ていて高揚感があり、
観終わった今でも放心状態。
この作品を観れたこと、
作られた井上先生に感謝です。
唯一ケチをあえてつけるなら
ラストのシーンは
リョータと母親との
海でのシーンで終わりでよかったかな、
と思いますが、
それはファンに対する
サービスなんだろうなと
ぜひ観てほしいので、
ネタバレは避けたつもりです。
最後に…
CGでお肌ツルツルの
安西先生がかわいかった(笑)