モンプリュ林周平シェフ 台湾講習会 - 1日目 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ




去る8月18~19日、台湾の「巧舜企業」で開催された

モンプリュ林周平シェフ 初の海外講習会に同行取材してきました。


これまでに、サマーシュの西川シェフ、パンデュースの米山シェフなどが

講習会をされたことがあるそうで、このような立て看板がお出迎え!

後日林シェフの看板も仲間入りするわけですね。







前日仕込みの様子。

今回はモンプリュオープンニングメンバーであり、現在豊中のボンファルタの

オーナーシェフを務める岸さんがアシスタントを担当。

さらに、林シェフのご長男もヘルプとして活躍してくれました。


こちらの「巧舜企業」の楊社長と、如観貿易の王社長(写真の女性)が

モンプリュさんに何度も足を運ばれ、打ち合わせを重ね、実現した今回の講習会。

(株)キタタニの北谷社長も同行され、王社長と様々なお話をされていました。






講習会1日目が、いよいよスタートしました!

1日目の講習内容は、下記の5種類。

*モンコパン(ホワイト、ミルク、スィート 3種類のガトーショコラ)
*フィナンシェ
*エレガンス(ORIGINE KOBE2014春夏コレクション)


林シェフが解説をし、王さん通訳をご担当。
日本での講習会よりもかなりゆっくりと説明されていて、なんだか新鮮。
でも微妙なニュアンスを伝えるのは、やはり難しいですね。

また急速冷凍がなかったり、オーブンがBACKENと武蔵のみだったりと

普段とはかってが違うので、実は多少のアクシデントがあったりもしたのですが…
そこはさすが林シェフ!

まるで何もなかったかのように、最終的には完璧に仕上げられていました。


常温で2週間お日持ちがするので是非に!と依頼されたというモンコパン。
こちらは逆に日本では、講習会に登場することがまずない一品。
この10年間、講習会にお菓子教室にと、おそらく日本一林シェフのデモを見てきた私も初体験でした。
久々に食べたけど、やっぱりほんのりレモンが香るミルキーなホワイトが一番好きかな♡(*´◡`*)








満員御礼の受講生の皆さんが、一斉に前に見に来られたのがこの時!

フィナンシェのバターの焦がし具合を、シェフが披露された時です。


皆さんが想像する3割り増しの焦げ具合まで。
この焦げも濾さずに一緒に混ぜ合わせることで、さらに旨みがUPするわけです。





斑点が浮かぶ芯までしっかりとこげ茶色の生地は、エッジがしっかりと立ち上がり、

サクッ、ふわっ♪とコントラストのある食感。
あらためて…私のフィナンシェの原点はここだなぁ♡と感じる美味しさでした♡(*´◡`*)











メレンゲの魔術師の異名を持つ林シェフは、やはり台湾でも

メレンゲに関する質疑応答が白熱し、なんと即興でスフレ生地を作ることに。
モンプリュさんのラインナップにはまずない生地だし、バックにはBACKEN!
国内ではありえない組み合わせですよね^^;


この日はメレンゲと、このスフレ生地のみの試食だったんですが、
翌日には台湾産の美味しいマンゴーを贅沢に巻きこんだ

こんなに美味しそうなロールケーキに変身していました♡
林シェフのマンゴーロールケーキ・・・

これを食べられただけでも、同行した甲斐がありました(笑)










最初は言葉の壁にとまどいながらも、最後には質問のために長蛇の列ができていました。
さすが林シェフ!驚くべき求心力ですね(⁎˃ᴗ˂⁎)


そしてこのフィナンシェに使われたベルギー産発酵バターの美味しさを伝えるべく、

2日目もまたルセットにはない即興のお菓子が登場します!


このバター、そのままちょこっと食べてみましたが・・・かなり美味しかったです。
日本に輸入しようとすると関税がかかり高くなってしまうとのことで残念…。

なので、この味をしっかりと脳裏に刻み込んでおこうと、5個ほど試食したのは内緒です^^;


講習会の時間以外は、巧舜企業の皆さんに、

美味しいお食事やお店、観光スポットにアテンドいただきました。
心温まる素晴らしいおもてなしに、感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな番外編は、ぜひFacebookをご覧ください!

https://www.facebook.com/yukiko.matsumoto.1612


2日目に続きます・・・