スイーツ講座 の1週間前・・・5月下旬のパティスリー Sさんのショーケースです＾＾；
以前は店名を冠した｢エス｣が左端で、ムース、タルト、ムラング、シュー
の順に並んでいたのに、なんだか配列が変わったなぁ。。。
と思って眺めていると・・・
なんと、ムラング シャンティが4種類も！？
以前はプレーンとキャラメルだけだったのに、季節限定なのかしら？
ピンク色の可愛らしいフランボワーズとローズが登場していました。
ムラング シャンティが4種類もあるお店って初めてかも。
それだけシェフの自信作☆ということなんでしょうね。
私は生クリームオンリーがあまり得意ではないので
ムラング シャンティを一人で食べきる自信がなくて今回は諦めたけど、
クリームをひと口ずつお味見してみたかったなぁ。。。
●ヴァン ヴェール
桃とミントの爽やかなムース。
ほんのりと桃色・・・というビジュアルだったので、
桃のお味はあんまりしないのかなぁ。。。と思ったら、
まるで桃のスープを飲んでいるかのような、やさしく甘やかな桃の香りがふうわり。
中元シェフのムースは、とろけるようになめらかな口溶けなので、
一瞬にして喉元を通り過ぎ、本当に桃のスープを飲んでいるかのような錯覚に・・・
桃の香りが芳醇な赤桃のピューレを使われているそう。
ミントは強すぎると全ての香味を打ち消してしまいますが、
余韻にふっと爽やかなそよ風が吹きぬける程度。。。
桃とミントがバランスがGoodでした。
あぁ。。。桃のスープか冷製パスタを食べたくなってきちゃいました♪
●セイロン
スリランカ産セイロンシナモンのムースをリンツァーサブレでサンド。
エピス好きの私の目に、ショーケースを見た瞬間に飛び込んできたお菓子。
中元シェフのリンツァー生地は、エピスがしっかりと効いていて
大好きなんですよね～（＊＾＾＊）❤
このリンツァーサブレだけでも販売してほし～いと思っているのは私だけではないと思います！
シナモンをたっぷりと効かせたアングレーズベースのムースは
オレンジのコンフィチュールとの相性もばっちり。
不思議とお紅茶のようなテイストにも感じられました。
エピス好きな方に、ぜひぜひ食べていただきたい一品。
次々に広がるエピスの香りのグラデーション、
サブレ、ムース、コンフィチュールの3層の食感のコントラスト。
個人的にはかなりストライクなお菓子でした❤
私はかなりのエピス好きなんですが、やはり好き嫌いが分かれる素材ということで
しっかりガツン！と効かせてあるお菓子って少ないんですよね。。。
中元シェフは素材にとってもこだわられて、その美味しさを十二分に引き出してくださる方なので
私も大好きで、東西を問わず私の大好きなシェフの方々が惚れこんで使ってらっしゃる
デルスール ジャパン さんのエピスをお薦めしてみたところ・・・
早速お話してくださったようなので、次はこちらのル・ジャルダン・デ・エピス社 の
エピスを使ったお菓子がなにか登場しているかなぁ。。。
デルスールさんのセイロン産のシナモンは、舌に直接苦みが走るスパイシー感ではなく、
インパクトのある香りでありながら、奥行きのある上品な香りと
丸いほのかな甘みの余韻が心地よく、ゆっくりと口中に広がっていくんです・・・
これが真のエピスの美味しさなんだなぁ。。。と私も開眼した一品です☆
やめられない止まらない焼き菓子編につづきます・・・
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店名：Patisserie S（パティスリー・エス）
住所：京都市下京区高辻通室町西入繁昌町300-1
カノン室町四条1階
電話：075-361-5521
定休日：木曜日（水曜不定休）
営業時間：11:30～19:30
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