スイーツ巡り講座 ☆ シャルルフレーデル -1 @ よみうり梅田文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



スイーツ巡り講座@よみうり梅田文化センター6月は
シャルルフレーデルさんにて開催させていただきました。

関西に住んでいても、なかなか足をのばす機会のない大阪・日根野。
でもそんな大阪郊外の地で、フランス伝統菓子の素晴らしさを伝えようと
門前有シェフが真摯に作り続けてらっしゃるお店です。

 
 
 




GWにお伺いした際に、このパリブレストのアントルメを発見!
毎日数台、アントルメのみの販売だそうです。
自家製のプラリネを使ったナッティでコクのあるクリームが美味。

門前シェフご自慢の、まったりと濃厚なクレーム・パティシエールを使った
クレームをたっぷりとサンドし、キルシュの香りを纏わせたフレジエも
とっても贅沢で、エレガントな美味しさです。

 
 
 



 
私がシャルルフレーデルさんで一番好きなのが、こちらの焼きっぱなし菓子のコーナー。
コンベルサシオン、ミルリトン、ポンヌフ、ピティビエ、パン・コンプレなど
フランスの伝統地方菓子がずら~っと顔を並べています。
シンプルながらしみじみと味わい深いこの焼き菓子達が、私は大好き❤

プラリネ・ルージュを作られているお店は本当に少ないんですが・・・
こちらを見た瞬間に、シャルルフレーデルさんで講座をお願いしたい!
門前シェフの作られるフランス伝統菓子を、ぜひ生徒の皆さんにも
味わっていただきたい!と思ったんです。

店頭にもたくさんのフランス伝統菓子のアントルメが並べられているので
そちらをシェアしていただければいいかなぁ。。。と思っていたんですが、
門前シェフが、普段絶対にお店ではいただけない、この講座限定の
スペシャルなデザートメニューを考えてくださったんです!
お忙しいなか本当にありがとうございましたm(_ _)m

 
 
 



・ランティーユのカマルグ塩ボイル ケークサレのクリスティアン添え

まず、サレ系のアミューズからスタートです。
フランスのレストランで修業をされていた経験もおありの門前シェフ。

フランス料理では、お料理にお砂糖を使わないので
その分デセールで甘みを補います。
コース仕立てでこの味の変化を是非楽しんでほしいので、
まずアミューズでお口の中を塩味にしてくださいとのこと。
途中でサレものをだしてくださるお店はありましたが、
最初に、しかもパティスリーさんで作られたとは思えないような
アミューズが出てきたのは初体験!

 
 
 


 
グラスの中のランティーユ(レンズ豆)は、カマルグの塩を強めに効かせてボイルし、
グレープシードオイルとバルサミコ酢であえられています。

カマルグの塩は、日本でもペルルドセルの名前で知名度が高まりつつありますが、
地中海を望むローヌ河口のデルタ地域カマルグ西部にある塩田で
海水を蒸発させ手作業で採取するという伝統的な手法を守って作られた
フランスではゲランドと並ぶ2大天然塩です。

 
ケークサレはアンチョビ、ドライトマト、黒オリーブ、バジル入り。
なんとケーク状態ではなく、このセック状態でのみ販売されているそう。
賞味期限が短いのが気になるからとのことですが、
ぜひケーク状態でも販売してほしいです~。
当日中に食べちゃうこと間違いなしなので!
でもこのセック状態も、味がギュギュッと凝縮されていて
やめられない止まらない美味しさでした。
ベビーリーフを添えて。

 
シェフの思惑どおり、お口の中はしっかり、さっぱりと塩味に!
でもこんなグラスお店で使われていたかなぁ。。。と思っておうかがいすると、
この講座のためにご購入してくださったんだそう。
このパターンが多くて本当に申し訳なくて・・・せめて2回は使っていただけるように
平日&日曜講座の両方をお願いさせていただかなくっちゃ(笑) 
 
私が超感動した二皿目につづきます・・・