アシッドラシーヌ☆1周年 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ




昨日3月10日は、アシッドラシーヌさんの1周年記念日でした。
おめでとうございます♪
そして・・・本当にお疲れさまでした。

いつもは周年記念を迎えられたシェフに、もう○年?まだ○年?
っておうかがいするんですが・・・
アシッドラシーヌさんに関しては、えっ、もう一年?!ですね。
本当に早く感じたけど・・・橋本シェフはこの一年で、
数年分以上の「大変」を経験をされた一年でしたものね。
でもきっと数年後には・・・そんな時期もあったよね~^^;
と笑って話してらっしゃると信じています。

小雪が舞う中、お店の前は可愛いらしいお花畑に♡
そして店内には、ひと言おめでとう♡を伝えたくて
集ったお客さまの笑顔が溢れていました(*'▽')
シェフとマダムのあったかなお人柄の賜物だなぁ♡









1周年記念ガトーは2種類。
ホワイトチョコレートとフランボワーズのお菓子「ブラン クリュ」と
洋なしとキャラメル、コーヒーのお菓子「ポワール キャフェ」

ちょこっとあたってしまったので、「ブラン クリュ」は
向きが変でごめんなさいm(__)m
本当はフランボワーズが右手前です!











ホワイトチョコは、あの特有の甘みと香りがあまり得意ではないんですが・・・
フランボワーズの土っぽい酸味と乳の甘みのバランスがよく、
余韻をホワイトラムの香りがキリッと引き締めています。

ためらうことなくス~っとフォークが入るなめらかさで、軽やかなテクスチャーながら、
生地のぼろつき感とスライスアーモンド(?)が食感のアクセントに。
シンプルな中に、風味、香り、食感のバランスの素晴らしさが光る一品。










ほわりとエアリーに口溶けるムースに、ほろほろっとやさしく崩れる生地。
くにゅっと存在感のある洋なしと、生地のふわほろ感が食感のアクセントになっています。

洋なしの芳醇な甘みと、キャラメルのほろ苦み、
キャフェのビターテイストの、透明感のある大人のマリアージュ♡
洋なしというと秋のイメージですが・・・
少し暖かくなってきた早春にふさわしく、ビターな香りの余韻に
清流の如く爽やかで、甘やかな香りがふわっと鼻腔をくすぐります。

どちらも食感は軽やかながら、香りの余韻が長く続くお菓子。
以前から「油脂分」が好きと豪語されていた橋本シェフ。
ショコラやバターをこのうえもなく愛してらっしゃって、
今までは舌の上に残る油脂感を追求したお菓子も多かったですが・・・
これからは食感は軽やかながら、香りや風味の余韻を
大切にしたお菓子を作っていきたいとのこと。
ただ軽い=インパクトのないお菓子ではなく、
食感は軽やかながら、きちんと脳にインパクトを残すお菓子ということですね。
そういう意味でも、この2種の周年菓子には、橋本シェフのこれからの
お菓子の方向性がしっかりと表現されていたと思います。










ホワイトデー向けの、春らしく淡い色合いのマカロン。
まったりと乳味の感じられるバタークリームの中に、
フルーツの酸味や香りがパッと花開きます♪
サクッ、しっとりとした生地感も私好みでした♡

あらためまして・・・アシッドラシーヌの皆さま、1周年おめでとうございます♪
「周年イベントには、我が子の誕生日をお祝いするためのものと同じ位の想いがある」
というマダムの言葉に胸がつまる想いでいっぱいになりました。
周年イベントは、この一年頑張ってきた、成長してきた姿を
大切なお客さまにお披露目して、ありがとうの想いを伝えるとき。
逆にお客さまも・・・1年間美味しいお菓子で幸せにしてくれて
ありがとうございました♡という感謝の想いを伝えるとき。
そしてお互いに・・・また一年よろしくお願いします♡という想いをこめて。。。
2周年に向けて、これからの一年をまた楽しみにしていますね(*'▽')