[ここは雪国? ☆ クラブハリエ
]
そういえば最近、初対面のシェフとも一緒に写真を撮らなくなってしまった私。
でもシェフのお写真は撮っておくべきだったわ・・・(涙)
(ここにUPできないなんて、二人とも公式ブロガー失格ですね^^;)
左端にちょこっと写ってるのが、グランシェフの山本シェフです。
お店に入って左手にこちらの厨房があり・・・
ショーケースの中には、ハード系やデニッシュなど様々なパンたちや、
先ほどトレーで運ばれてきたケーキの数々が顔を並べています。
反対側の右奥には、御進物用のショーケースが。
阪神百貨店さんでは、いつも大行列ができているバームクーヘン。
焼き菓子系も、季節ごとにラインナップを変えられているそう。
そして正面のショーケースの後ろ側では、焼きたてバームクーヘンがカットされています。
これを見ると、間違いなく購買欲をかきたてられちゃいますよね(笑)
私も先程いただいた焼きたてバームクーヘンが、こちら♪
焼きたてなので、ガラスケースが曇ってます~。
おひとり様3個までと、限定にも関わらず
あっという間に売り切れては補充、売り切れては・・・が繰り返されていました。
日牟禮限定パッケージのバームクーヘン。
日牟禮の古地図が描かれています。
こういうときに限って、お友達に会う予定がないんですよね・・・
プレゼントしたら喜ばれただろうなぁ・・・
バームクーヘン・・・って今は普通に使われているネーミングですよね。
でも、山本シェフにはあるこだわりがあって、あえて
“バームクーヘン”という商品名をつけられたそう。
バームクーヘンは、ドイツ語で木を意味する Baum(バウム)と
ケーキを意味する Kuchen(クーヘン)に由来するお菓子。
(ドイツ語表記では、これにウムラウトがつきます。)
なので、ドイツ風に作られているお店では、“バウムクーヘン”と
と表記されていることが多いです。
現在のクラブハリエさんの前身のお店で、バームクーヘンが誕生したのは
今から四十年ほど前。
ドイツの堅いバウムクーヘンではなく、日本人にあったものを作り出したので、
商品名も“バウムクーヘン”ではなく“バームクーヘン”にされたんだそう。
私の中でも、“バウムクーヘン”と“バームクーヘン”は別のお菓子という意識があるので、
バームクーヘンが氾濫する今の時代に、こんな風にきちんと
意味を考えられてネーミングされているというお話は、とても嬉しかったです。
山本シェフは、産まれたときからこのバームクーヘンなどの
お菓子に囲まれて育ったそうなんですが・・・
他のどのお菓子よりもバームクーヘンがお好きで、
目を盗んでつまみ食いをしては、怒られていたそうです(笑)
そんな、小さい頃からの想い出深いお菓子なんですね~。
ハリエさんでは、バームクーヘンの焼きを習得するのに
3~5年かかると言われています。
今でも昔ながらの手焼きの手法にこだわって作っていて、
心棒が3本取り付けられた機械で、1本ごとに生地を塗っては、
焼くの作業を15回ほど繰り返されるそう。
この機械の前はとても高温になりますが、一瞬たりとも目を離せず、
神経を集中させなければいけない大変な作業。
シンプルなお菓子だけに、生地の状態や、職人さんの腕によって
味わいが全く変わってしまう、とても難しいお菓子。
その日の天候によって、生地の状態や、温度&湿度、焼き加減などを
微妙に調節していく、“職人の勘”を身につけなければならないので、
一人前のバーム職人になるまでに、3~5年の時間を要するんでしょうね。
山本シェフご自身、行列ができることは本望ではないそうですが、
阪神百貨店さんでは、予約をしても行列に並ばなければならないので、
私もちょっとお久しぶりのハリエさんのバームクーヘン。
しっとり、ふわふわっ♪
ちょっぴり和菓子を髣髴とさせるやさしい風合い。
余韻にふわっとラム酒とバニラの香りが広がります。
シャリっ♪とお口の中で儚く割れるフォンダンもGood!
今度はやっぱり、本当の焼きたてバームを食べに伺いたいなぁ♪
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店名:クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ
住所:滋賀県近江八幡市宮内町 日牟禮ヴィレッジ
電話:0748-33-3333
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00