待望の苺スイーツが復活! ☆ モンプリュ | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
●ヴァシュラン・フレーズ





  
こちらが本日のTV番組でご紹介させていただいた
モンプリュさんのヴァシュラン・フレーズ。
苺(フレーズ)とメレンゲ(ヴァシュラン)のお菓子です。

メレンゲのお菓子って、半分くらいで充分かなぁって思っちゃうんだけど
一昨年の春にこのお菓子が登場した時には、
かなりの頻度でリピしちゃったお気に入りのお菓子❤
でも・・・昨年は大人の事情で登場せず(笑)と~っても悲しい思いをしたので、
今年は絶対作ってくださいね~って、実はクリスマスの頃からお願いしてたんです。

  
なので、苺スイーツをご紹介してくださいって言われた時に
ここそ!とばかりに林シェフにお願いしちゃいました(^^)v
でも、真面目にお願いしたのに・・・面白いこと言うじゃん!って言われちゃって・・・
だけど、その2日後には、ほらっ♪♪♪
ちゃ~んと作ってくださいました!

って・・・えっ??? こんなフォルムじゃなかったのに~。
もっとチャーミングな子だったはずなのに~(笑)

  






  
こちらが、一昨年のヴァシュラン・フレーズ。  
ねっ、絶対こちらの方が乙女チックなフォルムですよね~。

チャーミングに渦巻く桜色のムラングの下から、
ちょこんと顔を覗かせる真っ赤な苺ちゃん♪
萌黄色のピシタチオが、さらに春色テイストをプラスしています。

このスタイルの時はね、上のぐるぐるメレンゲをパカッとはずして、
苺の上に絞られているクリームをすくいながら食べるのが大好きでした♪

なのに何故・・・今年は、〇〇モンって呼びたくなるような怪獣フォルムになってるぅ(涙)
でも林シェフのこと。きっと何かが進化しているはずです!

    

  
  



  
というわけで、気を取り直していただいてみることに!
たとえ厨房の中でも、試食でも、絶対いい加減に食べたりはしません!
ちゃ~んとナイフでCutして、撮影して、美しく食べなくっちゃ、
本との美味しさは伝わってこないですものね。
(と私は思ってます・・・みんなは呆れてるけど・・・^^;)
  
撮影とは全く関係のない厨房で、シェフとお喋りしながら食べていたんですが
その姿を見つけたディレクターさんに、この断面が採用されちゃいました(^^)v
初めは丸々1個の状態に、フォークを入れて撮影されてたんですが、
なかなか綺麗にCutできなくて、悪戦苦闘されていて・・・
この半分にCutされた状態に、フォークを入れるバージョンに変わったんですが
OAでは、この美しい断面をご覧いただけましたでしょうか?

  
苺のフリーズドライ入りのメレンゲに、ヴァニラ風味のシャンティと
クーリーフランボワーズに漬けたジェノワーズをサンド。
今年はトッピングのミントがアクセントになっています。

ひと口食べた瞬間に・・・わっ、すご~い苺~❤❤❤
ヴァニラが控え目になった分、苺の存在感が格段にUPしてますね~。
とコメントした私に、さすがにいいコメント!とお褒めの言葉をいただいたんですが・・・
これは全くのプライベートトークで・・・OAとは全く関係ありませんでした^^;

  
でも本とに・・・以前のヴァニラの薫り高いシャンティも大好きだったんですが、
ヴァニラ控え目になると、こんなにも苺の甘い香りが引き立ってくるんですね。

そしてこのお菓子を最後まで美味しくいただけるポイントは
シャンティの中に忍ばされているフランボワーズテイストのジェノワーズ。
オードヴィーも効かされているので、ふうわりと広がる苺とヴァニラの甘い香りが
フランボワーズのシャープな酸味とエレガントな香りで、一気に大人の雰囲気に!
グジュっ、ほろっとした食感も程よいアクセントになっています♪

  
ところで、林シェフは、基本的には食べられないものはトッピングされない方なので、
このミントは?って気になってたんですが・・・
(単なる飾りでハーブをトッピングされることも少ないので)
そうしたらやっぱり!お口直しにどうぞ!って。
真ん中と最後あたりに食べてみてください。
お口の中がス~っと爽快になって、また美味しくいただけちゃいます!
(だからって、この後に2個も食べてる私って・・・^^;)

  
  
  
 
 

  
作るプロセスの撮影も!
手震えてないですか~?って、絶対に緊張なんてしないシェフのおとぼけ発言もありつつ・・・
(こんなに近くで、ライトあてられても緊張しないなんて凄いですよね~)

  
  
  


  
最後の仕上げは、絵筆なんですね。
 
トールペイントを1回で断念した私も、未使用の絵筆いっぱい持ってますよ~。
本となにをやっても続かない子で・・・
唯一続いた趣味?がスウィーツだったんです^^;

  
  
  


  
  
なんだかず~っと見ているうちに、このフォルムも可愛く見えてきました(*^^*)♪
怪獣じゃなくて、最中に見えなくもないし・・・

ぷっくりとしたメレンゲの中に、苺の香りがギュっと閉じ込められているので、
カリッとかじった瞬間に、パ~っとフルーティーなアロマが広がるんです!
春の足音が、すぐそこまで近づいてきている感じ♪

  
シェフ曰く、このお菓子は、ボリュームがあってフランスっぽいので、
ガリッ、シャクッ、ムシャっ♪と豪快に食べてほしいとのこと。

メレンゲはお砂糖をそのまま食べているみたいで、甘すぎて苦手★
って思ってる方にも是非食べていただきたい逸品です!
メレンゲが、カリッ、サラサラ~っとシャンティに溶け込んでいき、
ほわっと口溶けのよいミルキーなシャンティと
甘く馨しい苺の香りのヴェールに包みこまれていくので、
甘さが直接舌にあたらず、最後まで美味しくいただけると思います。
(途中でミントのお口直しもお忘れなく!)

  
そして、このお菓子の魅力がもうひとつ♪
このヴァシュラン・フレーズはメレンゲのお菓子なので、
時間が経つとともにメレンゲの食感が変わってくるんですね。
作りたては、カリッ、シャクッと歯切れのよい食感なんだけど、
次第に水分を吸って、しんなり、ねっちょりとした食感に。
  
このちょっぴりしんなりしたぐらいが、お口の中で最高の溶け具合を
演出するので、シェフ曰く、作ってから3時間後ぐらいがベストかな!とのこと。
私は意外に作りたても好きなんですが、
シェフは1日置いたぐらいでも・・・とおっしゃるので、
一昨年は、3、6、12、24時間後と色々なバージョンを
試してみようとして・・・止められちゃいました(笑)

  
  
  


  
この季節、モンプリュさんではフレーズのムラングも販売されているんですが、
お菓子作りをされる方は、ご自分のオリジナルで色々はさんでみても楽しいかも♪
サラサラ~・・・っという落雁のような儚い口溶け感が
メレンゲの魔術師という異名を持たれる、林シェフだからこそなせる技なんでしょうね。

  
  
サロン・ド・テ・ジャマンさんのフレジェ は、
もう何回もご紹介させていただいているのですが、
初めてご覧いただいた方は、是非こちら をお読みください。

  
そして最後に、パティスリー・ド・グラースさんのフレジエ。
実はこの日、亀川シェフは休日返上で作ってくださったんですm(_ _)m
他のお菓子も色々いただいているので、また改めてご紹介させていただきますね。

このフレジエは、亀川シェフのオリジナルで、クレーム・ムースリーヌが
瑞々しくって、とっても口溶けがいいんです。
苺もしっかりとした歯ごたえで、甘みと酸味のバランスがよく、
フランス伝統菓子のフレジエは、重たくてちょっと苦手だわ・・・
という方に是非食べていただきたいフレジエです。
ヴァニラの香り高くクリーミーなクリームと、
フレッシュな苺のハーモニーに心までとろけちゃいそうでした(*^^*)❤

  
ちなみに、番組中にもちょっと説明させていただいたんですが・・・
(専門的な説明はカットされちゃってたけど・・・)
この2店のフレジェは全く別のお菓子なんですよ。

ジャマンさんのフレジェは、いわゆる苺のショートケーキで、
苺(フレーズ)を使ったお菓子ということで、フレジェとネーミングされています。
一方、グラースさんのフレジエは、フランス伝統菓子の
ムースリーヌクリームを使ったフレジエをアレンジしたものです。

  
ヴァレンタイン直前の、チョコ漬けの最中にこの撮影があったので、
なんで今苺なの~・・・ってちょっと思っちゃったけど(笑)
ヴァレンタインが終わって1週間が経ち、血中チョコ濃度も高くなってきている今、
たしかに苺スイーツがとっても恋しくなりますね❤
お忙しい中ご協力いただいたシェフの皆さま、本当にありがとうございました。
そして苺が美味しいこれからの季節・・・
ぜひ食べに足を運んでいただけると嬉しいです(*^^*)♪

  
  
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店名:patisserie mont plus (パティスリー・モンプリュ)
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通3丁目1番17号
電話番号: 078 - 321 - 1048
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 火曜日