タンドレス2014.7☆テイクアウト編 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ




イートイン編 からの続き・・・タンドレスさんテイクアウト編。

*ローザス・フランボワーズ
「マジパンの入ったアニスの軽いクリームの中にフランボワーズ」

甘やかでスパイシーな香り…アニス好きさんにはたまりません♡
温もりを感じるメレンゲの甘さと、マジパン入りのクリームから放たれる
鮮烈なアニスの香り、全体を引き締めるフランボワーズのシャープな酸味。
そして、しっとり、ほろっと崩れ落ちるビスキュイとエアリーなクリーム、
口あたり軽やかなメレンゲの食感のコントラスト。
フランス菓子らしいテイストと食感の三位一体感が素晴らしい一品です。









*サブレ・クルスティアン・オ・カシス
「カシスのカリカリしたタルト・サブレ すみれの芳香」

このお菓子を初めて食べた時の衝撃は今でも忘れません!!!
こんなにもカシスの酸味が鮮烈で、こんなにも
すみれの芳香が華やかなお菓子は初体験だったので。
まさにブルゴーニュの大地の豊かさを堪能する、
味わいも食感もどっしりと重厚感溢れる一品。

少し常温に戻してからいただくと、クリームがより濃厚で、
とろ~りとなめらかな口溶けに。
カシスとすみれの香りも、一段と深みと奥ゆきを増して広がっていきます。








*レグゾティック
「香辛料のビスキュイとバナナ、ラムレーズンの入ったバニラのババロア」

今回一番気になっていたお菓子がこちら。
大好きなWordが並び、間違いなく大好きなビジュアルだったので(笑)
でも、エピス×ラム×チョコレート×バナナ×ヴァニラには、
想像のさらに上をいく感動がありました。
エピスはシナモン、アニス、キャトルエピス、クミン…
そして隠し味にカレー粉も?!
もちろんカレー味はしませんが、最後をキュッと
引き締める役割をしてくれているんでしょうね。
ラム酒でフランベされたバナナとヴァニラの芳醇な香りの余韻に、
エキゾチックに澄み渡ったエピスの香りが長く長く続いていきます。

実は私は、飾りのマジパンに心ときめいたんですが・・・
実はこのマジパン、チョコソースが流れ出さないように、
せき止めるためのマジパンなんだそう(笑)
とはいえ、ビジュアル的にもテイスト的にも不可欠な存在です!









*サン・ミッシェル
「ブラック・ミルク・ホワイトの3種類のチョコレートムース」

ローマジパン入りのビスキュイ・ショコラに、ビター、ホワイト、
ミルクの3種類のムース・ショコラと構成はいたってシンプル。
だからこそ、そのバランスが問われる一品でもありますよね。

スーっとナイフが入り、スーっと喉元を通り過ぎながらも、
きちんと3種類のショコラを感じ分けられる絶妙なバランスに仕上げられています。
余韻にほんのりとオレンジの香りを漂わせながら・・・

今回も衝撃と感動に満ち溢れた8種類のガトーでした。
でも一乗寺・・・東京よりも遠く感じられます^^;

 
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