[ガレット・デ・ロワ・関東編 -1 ]
●SWEETS garden YUJI AJIKI(ユウジ アジキ) 15cm


YUJI AJIKIをオープンして初めてのガレット・デ・ロワの季節。
緻密で端正な車輪のクープは、安食シェフならではですよね。
この放射線状の模様は、「太陽」もしくはより細い間隔だと「車輪」と
呼ばれていますが、この安食シェフの描かれたクープは、かなり間隔も狭く、
縁模様の部分も合わせて、本物の車輪を彷彿とさせます。
サイドから見ても、本当に端正で素晴らしい浮き具合ですよね。
それにしてもあまりに美しすぎて、暫しうっとりと見惚れてしまいました(*^^*)❤
生徒さんからも「綺麗すぎて食べるのが勿体な~い」というお声が!
でもそう言いつつも食べちゃうのが、女子なんですよね~(笑)

フィユタージュは普通折で、クレームはダマンドにはバニラビーンズがたっぷり。
フィユタージュはサクッというよりもザックリとしっかりと焼き切られた食感♪
クレームダマンドには、ビター感のあるイタリア産ギルジェンティー種の
アーモンドが使用されていますが、バニラビーンズもたっぷりと入っているため
ビター感と甘みのバランスが素晴らしいクレーム・ダマンドに。
ダマンドはバターの香り高く濃厚な味わいを連想させる、濃い黄金色に輝いていました☆
●パティスリーKOSAI マロン(18cm)


パティスリーKOSAIさんからは、茨城県産の栗がたっぷりと入った
ガレット・デ・ロワをお取り寄せさせていただきました。
しっかりとした焼き色のフィユタージュには、丸みをおびた
可愛らしいフォルムの月桂樹が描かれています。

フィユタージュは薄めで、サクッと軽い食感。
クレームは、地元茨城県岩間地区で採れた栗を砕いたマロンペーストと
クレーム・フランジパーヌの2層構造に。
ラム酒を効かせて香り高く仕上げられています。
フランジパーヌはしっかりと焼ききり、濃いめの焼き色に
仕上るよう配慮されているそう。
ここまでくっきりと2層と分かる構成も珍しいですよね。
和栗のほっくりとした食感とラム酒の上品な香りを纏った
ちょっぴりお洒落なテイストに仕上げられています。
地元産の栗を生かし、栗の旨みを存分に堪能できるガレット・デ・ロワ。
実はKOSAIさんのお菓子をいただくのはこれが初めてだったので、
今後色々といただいてみたいなぁ。。。


そしてなんと小齊シェフが、新商品のケークサレを同梱してくださったんです。
それもこれもツイッターが結ぶ縁のお陰ですm(_ _)m
小齊シェフ、お心遣い本当にありがとうございました。
じゃがいも、ブロッコリー、玉ねぎ、トマト、エダムチーズに、
ほんのりと効いたローズマリーとオリーブオイルが
美味しいスモークターキーのケークサレ。
封を開けた瞬間に、チーズ、トマト、ローズマリーの香りが広がり、
皆さんのお腹が一気にグゥ。。。
9台のガレット・デ・ロワの写真を撮り、カットしているうちに
1時間以上が経過していたので無理もないですよね(笑)
でもお口直しにいただくはずが、あまりに美味しそうな香りの誘惑に負けて
皆さんひと口目にいただいちゃってました。
チーズの香り恐るべし!ですよね^^;
賞味期限が数日と短いのも納得のレアな食感。
具沢山な素材の風味や香りが相まって、とってもリッチなテイストに!
10等分ではやめられない止まらない美味しさでした♪