
少し前の話になりますが。。。
オーストラリア・マカダミア協会さんからの依頼で、
新しいマカダミアの魅力を訪ねて、大阪・京都に取材に行ってまいりました。

オーストラリア産マカダミアナッツを使ったお料理を訪ねて・・・
ということでまずお伺いしたのが、「ラマダホテル大阪」のダイニング&カフェ ヌフヌフ。
こちらではオーストラリアディナーブッフェを開催されていて(~2/28)
3品のお料理に、オーストラリア・マカダミアを使われていました。

オーストラリアにこだわった素材を生かした豪華なメニューの数々。
その中で、オーストラリア産マカダミアナッツが使われていたのは・・・
●タスマニアサーモンのマカダミアナッツ添え 新鮮サラダと共に

タスマニアサーモンと有機野菜、魚介類に合うディルにサワークリームソース。
マカダミアナッツは、砕いたものがパラパラっとかけられています。
素材の味を生かしたシンプルな味付けで、サラダ感覚で食べられる一品。
ローストした状態のナッツを仕入れると、どうしても油が回ってしまうので、
マカダミアナッツは生の状態で仕入れ、ローストされているそう。
マカダミアナッツというと、ハワイのお土産のマカダミアチョコを想像していたので、
もっとガツンと油がくるイメージがあったんですが・・・
全くそんなことはなく、シャクッととてもやさしい味わい。
お家で、このマカダミアナッツのローストを作るポイントをおうかがいすると・・・
クッキングシートを敷いて、砕いたマカダミアをのせ、
途中でかき混ぜながら、180℃で5分ほどロースト。
クッキングシートを敷いてローストすると、一度出た脂が吸い上げられないので、
軽く仕上げることができるんですって。
さっぱりとしたサラダ感覚のサーモンに、香ばしさと食感のアクセントを添えています♪
●鴨胸肉のポワレ グリンピースとマカダミアナッツのソース

鴨胸肉のポワレに、グリンピースとマカダミアナッツのソース。
ちょっと変わった組み合わせですよね。
この2つの素材は甘味があるので、その味を最大限に生かしつつ
アクセントにバルサミコ酢がかけられています。
サボイキャベツを添えて。
ソースに甘みがありますね?とおうかがいすると・・・
甘味を保つために、隠し味にエシャロットを炒めて入れてらっしゃるんだそう。
こちらもお家での作り方をうかがいました。
マカダミアナッツ200gに対して、ミネラルウォーター200cc用意し、半日かけて戻します。
やわらかくしたナッツをミキサーにかけて、バターを入れて炒め、
最後にピューレにしたグリンピースと合わせます。
ソースというよりピューレといった感じの濃厚で、クリーミーな口あたり♪
ナッツの粒々感がいい感じに残っています。
●オーストラリア産マカダミアナッツのタルト


クレーム・ダマンドの上に、マカダミアナッツをふんだんにのせて。
横には、オーストラリアでは定番のメレンゲが添えられています。
外国のお菓子はどうしても甘すぎるので、日本人の口に合う甘さに調整されているそう。
今回マカダミアナッツをタルト仕立てにした理由をおうかがいすると・・・
焼き菓子にすることで、香りも食感も引き立つからとのこと。
ムースだと食感が違いすぎてしまうので、焼菓子にした方がが調和するのだそう。
今回はナッツを細かく砕いて、お子さまからご年配の方まで
召し上がれるようにと気配りされていました。
さらに、タルトのほかにもマカダミアナッツに合うお菓子はありますか?とうかがうと、
やはりチョコレートとの相性がいいとのこと。
ブラウニーにも合いそうですものね。
サーモンのお料理に使われていたマカダミアとは全く食感が異なり、
クシュっと崩れ落ちる感じでした♪

今回お話をおうかがいしたのは、ラマダホテル大阪料飲長の吉田泰宏さん。
吉田シェフから一般の方へのマカダミアナッツを使った
お料理のワンポイントアドバイス!
「サラダにはもちろん、肉料理やパスタにも合うと思います。
ピューレ状にしたものはお魚にもぴったりですよ。」
味が素直なので、色々とバリエーションが広がるんですね。
京都編につづきます・・・
☆いいコト、みつけた。オーストラリア・マカダミア。 HP ☆