
7月16日(火)O.A.の関西テレビよ~いドン! オススメ3のコーナーで
ご紹介させていただいた一品目は・・・
ア・テールさんのババ・トロピック。
私も大好きなフランス菓子のひとつ、ババをグラス仕立てに
アレンジした夏仕様の一品です。
ア・テールさんは、2012年11月に大阪・池田にオープン。
新井シェフは、京都のレマン館、吹田のコクシネルなどで修業を積まれた方です。
新井シェフからFBでお友達申請をいただいた時には気付かなかったんですが・・・
お話をうかがってみると、私の母校 大阪教育大学附属池田高校の
すぐご近所ということで、思わず飛んで行ってしまいました(笑)




地元でもない池田、しかも駅から離れた住宅街にお店を
オープンされた理由をおうかがいすると・・・
もっと気軽にフランス菓子にふれてもらいたい!
そして地域密着でお客さまと一緒に成長できる
お店作りをしていきたい!と考えられたからだそう。
アットホームな雰囲気の店内には、宝石のように煌めく
プティ・ガトーの他に、私の大好きな焼きっぱなし菓子や
ヴィエノワズリーが数多く並べられています。

今回ご紹介させていただいたババ・トロピック。
ババというとお酒がしっかりと効いたフランス菓子という
イメージがあると思うんですが・・・
こちらは、ホワイトラムにグレープフルーツ果汁もたっぷりと
加えられているので、スッキリと爽やかなテイストで、
ゴクゴクと飲めるようなイメージの夏テイストの瑞々しい
ババに仕上げられています。
これはグラス仕立てだからこそ表現できる食感なんですよね。




ババ生地を半分にカットして、間にフレッシュな酸味の
アクセントとしてルビーグレープフルーツをはさみ、
その上にクレーム・パティシエールと生クリームを
合わせたクレーム、そしてトロピカルフルーツのソースが
たっぷりと重ねられています。

このソースが夏らしいテイストの最大のポイントで、パッション、
マンゴー、パイナップル、ライムなどのトロピカルフルーツの
ピューレを合わせ、そこに大ぶりにカットされたパイナップルが
たっぷりと浮かべられていて、キュン♪とくる酸味と濃厚な甘みを
TOPに散らされたライムの皮の香りがキュッと引き締め、
爽やかなトロピカルテイストに仕上げられています。

ババの生地自体もとても工夫をされていて、フランス産小麦と
発酵バターを使うことで、少し目が粗く、歯切れのよい食感に。
シロップをたっぷりと抱えこむことができるので、ババ生地自体も
しっかりとあるのに、まるでドリンクのようなじゅわ~っと
冷たい食感を堪能することができます。
ホワイトラムとトロピカルフルーツでスッキリ、爽やかに
仕上げられているので、ダークラムを使ったババは苦手・・・
という方にも是非お試しいただきたい一品です。