パティスリー ルシェルシェ -1 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



4月25日O.A.のよ~いドン! 本日のオススメ3の
シェフの技が光るこだわりスイーツ” 特集で
ご紹介させていただいた一軒目は・・・パティスリー ルシェルシェさん。

初めて訪問した時 にシェフとマダムのお人柄にひと目惚れし、
さらにお菓子も・・・お伺いするたびに美味しさ度がどんどんUPしている
今私の中でも大注目のお店なんです!

 
 
 


 
道路に面する大きな窓からも、厨房の様子がこんな風に見えるんですよ。
 
村田シェフは、近所の子供達が自分のお菓子を作っている姿を見て
将来パティシエを目指してくれたらいいなぁ・・・と思ってるんですって。

 
 
 



ルシェルシェさんのロゴは、シェフのスペシャリテであるサントノーレ。

右下の1個は、お店のテーマカラーのピンク色に。

 
 
 


 
実はこのよ~いドン!のロケの2週間前に、女性自身さんの取材でお伺いしたんですが
その時よりもまたお菓子の種類が増えてる~(❤ ❤)

そんな中で、私が今回ご紹介させていただいたのは・・・

 
 
 



私も大好きなフランス伝統菓子のルリジューズ

今年ブームになる予感のある(作ってほしいという願いも込めて)
修道女の姿をモチーフにしたお菓子なんです。

フォンダンをかけた大小のシュー生地を雪ダルマのように重ね、
つなぎ目には修道女の襟のフリルを模して、
バタークリームが絞られています。

フレーバーやフォンダンの色合いは十人十色で、
お店によって実にバラエティに富んでいます。
ずんぐりとした(笑)フォルムの、色とりどりのパステルカラーの
ルリジューズが並ぶラデュレのショーケースには、いつもうっとり❤

ルシェルシェさんでは下がショコラ、上がキャラメルのシューに。

 
 
 


 
いつものシェフとは違うキリリとした表情(笑)

手元しか映らないけど、しっかりカメラ目線です~♪

 
 



真剣な眼差しでバタークリームを絞るシェフ。

このフリルのフォルムで、全体の表情が一変しちゃうんです。
この日の村田シェフのフリルはやや長めかな。

 
 
 


 
シュー生地は塩を強めに効かせ、しっかりと焼きこまれていて
サクッと歯切れよく仕上げられています。
そしてこの生地に負けないようにクリームも濃厚に。

下のシューにはカカオ分75%のショコラ(タラカン)を使用されていて、
ショコラ本来の風味と香りを堪能することができます。
そしてこのビターテイストのショコラとクレーム・パティシエールを
ブレンドすることで、ねっちりと重厚なテクスチャーに。

上のシューにはかなりしっかりと焦がしたビターテイストのキャラメルと
クレーム・パティシエールをブレンドしたキャラメル風味のクリームが
たっぷりと詰められています。

そして、襟のフリル部分のバタークリームは、
キャラメルに塩をガツンと効かせたキャラメルサレテイストに。
このキュンとくる塩味が濃厚なクリームのアクセントになるとともに、
全体を引き締める役割を果たしています。

 
ひとつで3種類のテイストの味わえるなんともぜいたくなルリジューズ。
なんと言ってもこのラブリーなビジュアルが、ガールズのハートを
キャッチすること間違いなし!だと思っていたんですが・・・
どうも私の知り合いの中では、メンズの心をとらえてしまったようで(笑)
アレ美味しそうだったね~と会うひと会う人に言われちゃいました。

パータ・シュー、クレーム・パティシエール、クレーム・オ・ブール、フォンダンという
基本的だからこそシェフの腕前が光る構成になっているルリジューズ。
さらにシュークリームやエクレールよりも様々なオリジナリティを表現できるので、
シェフの個性とこだわりが光る一品です。

関西のシェフの皆さん、作られたらぜひご一報くださいね~。
すぐに食べに伺います!

つづきます・・・