お取り寄せ講座☆クリスマス焼き菓子編 @ よみうり梅田文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



お取り寄せ講座@
よみうり梅田文化センター
12月のテーマは、クリスマス焼き菓子でした。

クリスマス焼き菓子ということで、シュトーレン、ベラベッカ、パンデピスなどを。
国内でお取り寄せをしたものと、先日のフランス旅行で購入してきたものを
取り揃えてみました。

ドゥ・パティスリー・カフェさんでは3種類のシュトーレンを作ってらして
その中から2種類とベラベッカを。
ただでさえお忙しい時期に3種類も作ってらっしゃるなんて、素晴らしいですね☆

どれも15cmほどの小ぶりなサイズで、お値段も1200~1500円とリーズナブルなので
色々な種類を食べ比べられるのが嬉しい♪



 
 
●シュトーレン トラディショネル
 


 
強力粉・ローマジパンベースのシュトーレン。
キルシュを効かせたグリーンレーズン、イチジク、オレンジ、
胡桃、松の実、ヘーゼルナッツなどフィリングも贅沢で
シナモン、八角、黒胡椒、クローヴなどのスパイスも効かされています。

フィリングがぎっしりと贅沢なのとは対照的に、
生地は気泡がやや大きめで、軽やかな口当たり。
ローマジパンは杏仁の香り高く、余韻が後を引く美味しさでした。

 
  
 
 
シュトーレン アルザシアン
 



 
小麦粉とマジパンベースのシュトーレン。
フィリングは、ラム酒を効かせたレーズン、レモン、オレンジ。
さらにオールスパイスとバニラを効かせて。

おぉ~♪と歓声があがるほど、レーズンがびっしり。
こちらはフィリングの種類は少ないながらも、
やはりフィリングが贅沢なシュトーレンですね。
生地はトラディショネルに比べると目が詰まった感じで、
その生地の周りを、別の生地でくるりと一周巻いている感じなのかしら?
グラニュー糖が控えめな分、生地で食感のコントラストをだしていて面白かったです♪

 
 
 
 
●ベラベッカ





アルザス地方・ストラスブールのティエリー・ミュロップで修業経験のある
菅又シェフが作る本格的なベラベッカ。
キルシュを効かせたドライポワール、プルーン、イチジクなどのドライフルーツと
胡桃、アーモンドなどのナッツにシナモン、アニスなどのスパイスを効かせて。
生イースト入りだそうです。

生地はどこ?というぐらいフィリングが贅沢なベラベッカ。
小ぶりなサイズなので、フィリングの大きさがさらに際立つんですね。
菅又シェフのスパイスの効かせ方はいつもながら好みでした❤

 
 
  

 




 
ブーランジュリーからは、シニフィアンシニフィエさんのシュトーレンを。
 
シンプルながら高級感があり、上品なクリスマスの雰囲気ただようパッケージですね☆

 
 
 
●シュトーレン




 
和三盆を使用されているので、真っ白ではなくベージュがかったビジュアル。 
 
周りにたっぷりとまぶされた粉糖が苦手な私でも、この和三盆なら大丈夫!
和三盆は、口に入れた瞬間に落雁のように儚くさっと溶けゆき、
上質で穏やかな甘みと余韻が長く続いていきます。。。
まるで和菓子をいただいているかのよう。
 
フィリングは、マカダミアナッツ、クルミ、アーモンドとチェリー、レーズン。
マカダミアの、ナッツながらしっとりとした食感が面白い♪
この贅沢なフィリングを和三盆の優しい甘みが包みこみ・・・うっとり❤
これは薄くスライスして、ひと切れずつ・・・というシュトーレンの定義を
裏切ってしまいそうな美味しさ。

ブーランジュリーのシュトーレンとは言いながらも
一見するとパティスリーさんのシュトーレンのような贅沢感がありますが、
やはり志賀シェフのパンに通ずるところがある
至福の生地の美味しさ。。。(当たり前ですよね^^;)
こちらは個人的に何度もリピしている逸品です☆

 
 
 
 
 
●マンデル・シュトレン





 
今年はイル・プルー・シュル・ラ・セーヌさんの頒布会に入っていて、
11月のお品がシュトーレン、12月がベラベッカで
両方ともお取り寄せが可能だったので、お願いして同日に送っていただきました。

通常は、シュトーレンもベラベッカも薄くスライスして、
熟成されていく味を何日もかけて楽しむお菓子なので、
賞味期限も1ヶ月と長めなんですが・・・
イルプルさんは両者とも賞味期限が7日間とかなり短め。

でもいただいてみるとすぐに、その理由が分かりました!

スペイン産のふくよかな味わいのマジパンとレーズンをたっぷりと練りこみ、
溶かしバターをたっぷり染み込ませ、更においしくなったというマンデル・シュトレン。
画像からもそのテクスチャーが伝わるかしら?!
生地もマジパンもフレッシュで、とてもやわらかなテクスチャーなんです。
フィリングはレーズンだけというシンプルさながら、
食べ終わった後に、不思議なほど満足感の残る贅沢なお味。

「本場ドイツのものより美味しいと評判のイル・プルーの技術だからこそ出来る深い味わいです!」
とおっしゃるのも納得の美味しさです。

 
 
 
 
●ビルヴェッカ




 
シナモン等のスパイスの効いた生地に、洋梨をメインにキルシュで漬け込んだ
プルーン、イチジク、レーズン、ドレンチェリーなどのドライフルーツとオレンジピール、
クルミ、アーモンドなどがぎっしりと詰まったとても豊かな味わい。

これこそ王道!という風格の漂うベラベッカです。

 

 
 



 
他に、NHKの講座でもだした16区のシュトーレン フェルベールのベラベッカ
そしてマンステールの有名パティスリーGILG(ギルグ)さんのベラベッカをいただきました。