よみうり梅田文化センター1日講座 ☆ モンプリュ -2 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
よみうり梅田文化センター1日講座 ☆ モンプリュ -1

 
  
  


  
それではいよいよ、メインのポワソン・ダブリルの登場で~す!
…って、まだ完成前の状態だけど・・・
皆さんが、わ~~~♪って写真を撮ってくださってよかった~。

それでは、林シェフの解説にのせて、
スーシェフの村田さん、よろしくお願いしま~す!

  
  
  


  
まずは、カスタードクリームがたっぷりと絞られていきます。
(ボウルいっぱい、このカスタードを食べるのが夢なんです・・・)

  
  
  



今回は完成後すぐにいただくということで、苺にはなんの手も加えず、そのままで。
ぐるぐる~っとたくさんの苺が並べられていきます。

この間に林シェフから、ポワソンダブリルの由来などのお話が。
(私も一応お勉強していったのに・・・^^;)

 
以前に東京で、ポワソン・ダブリルの集い に参加させていただいたときに
聞いたお話によると・・・

4月1日は、エープリルフールと呼ばれていますよね。
この日はちょっとした嘘をついても許される日として知られています。
フランスではこの日を、「ポワソン・ダブリル」言います。
ポワソン=魚、ダブリル=4月、つまり4月の魚を意味しています。
この日には、お魚をモチーフにしたパイやチョコレートが食べられたり、
上司や先生の背中に、こっそり魚の絵を描いた紙を貼り付けたり
なんて悪戯をしたりするそう。

でもなぜ、この日にお魚なんだろう?という素朴な疑問を抱きますよね。
これには諸説あるらしいのですが・・・
昔フランスでは、4月1日が新年だったんですが、
16世紀にシャルル9世が、新年を1月1日に変更。
しかし変更後も、4月1日に見せ掛けの新年の贈り物をする習慣が残り、
それがいつしか、人をだますための贈り物になったという説があります。

ではなぜその贈り物がお魚かと言うと・・・
ここで言う魚はサバのことで、サバはあまり頭が良くなく、
4月になると誰でも簡単に釣ることができるので
4月1日にこれを食べさせられた人を、
4月の魚と呼ぶようになったからなんですって。

    

  
  


  
シェフのお話を聞いている間に、苺を並べ終えて・・・

  
 


  
お顔をZoom Up!!!

この日のポワソンちゃん(モデルはヒラメだそうです)のポイントは・・・
くるりんとカールしたキュートなまつ毛と、ペロッと舌をだしたお口だそう。
悪戯っぽく微笑む表情がとってもキュートですね~♪

  
  
  


  
さらにブルベリーとフランボワーズもドワ~ッと散らして♪
切り取ったパイ生地で蓋をします。

  
  
  


  
ポワソンちゃんの完成で~す❤
シェフに名前をつけてもらえばよかったな(笑)

東京でポワソンの集い に参加したあの日から、
いつの日か関西でも、大きなポワソンを作ってもらいたいなぁ~
と思い描いていた夢が、やっとかないました~(*^^*)♪
林シェフ、本当にありがとうございました。

来春は、関西でもポワソン・ダブリルの集いを開催できるといいなぁ・・・(❤ ❤)

  
  
  


 
今回は、この子1匹のみなので、ひつこいぐらいに(笑)
アップの画像をお届けしてみましょう!

まずは、お顔から!

  
  
  


  
そして、尻尾から・・・

お魚さん型なので、シェアするとそれぞれ形は違っちゃうけど、
ちゃんとカスタードクリームや苺は追加でトッピングしてくださっていました♪

    


  
  

  
参加してくださった方のプレートを拝借して。

3つ折り6回、まさにミルフィーユ(1000枚の葉っぱ)という名にふさわしい
サクッ、はらっと儚い食感のフィユタージュに、
ぽってりと濃厚なカスタード、そして真っ赤な苺ちゃんをたっぷりと。
まるで、デセール感覚のミルフィーユですね❤

さらにシナモン風味のアイスクリームを添えて。
このアイスもつい先程できあがったばかりで、
1度も冷やし固められていないんですよ。
 
私もできたてほやほやのワンクープ目をお味見させていただいたんですが、
これって本とにアイスクリーム??? ってお目目をパチクリ。
まるでソフトクリームのように、エアリーでまろやかな口溶け・・・
アイスクリーマーを抱きかかえて食べちゃいそうになってしまいました^^;
このアイスもモンプリュさんでは、初登場なんですよ。

 
それでは、出来たてをいただける幸せを思う存分ご堪能くださいませ♪
  
  
皆さん、本当に嬉しそうに、美味しそうに食べてくださって、私も幸せ~(*^^*)♪
ブリュレ&クレープシュゼット にガレットも食べた後なのに、
アイスクリームもお代わりしてくださって。
これから講座でご一緒する皆さんは、とても心強い方ばかりのようです!

きっと、とってもとっても美味しいんだわ~❤
私も後でいただくのが楽しみ~♪
と思っていたんですが・・・ちょうど18等分で私の分がなくなっちゃったんです(泣)
それを聞いた時は、一瞬ガ~ン★って悲しくなっちゃったけど、
モンプリュさんのフィユタージュ、カスタード、苺ちゃんは
もう嫌というほどいただいているから、美味なるお味は想像できるし、
大きなポワソン・ダブリルを見られただけで幸せ・・・(*^^*)❤

それよりなにより、参加してくださった皆さんが、
かぶりつきで写真を撮ったり、満面の笑顔で食べてくださったのを見たら
もう充分・・・胸いっぱいになっちゃいました(*^^*)
私が作ったわけではないけれども(笑)
パティシエの皆さんが、お客様の美味しい笑顔を見るのが幸せ♪
って言われる気持ちを、身をもって実感した気がしました。

 
  
最後に、この講座を開講させていただくにあたっての
想いを少しお話させていただいたんですが・・・
お菓子に対する想い、そして何よりシェフの方々に対する想いを話しているうちに
なんだかうるうるとしてきちゃて・・・(涙)
 
15名もの生徒さんと一緒に、お店にお伺いして、
シェフのお話をおうかがいしながら、その日限りの特別なmenuをいただく…
その間はお店は貸し切り状態に近くなってしまうし、
本当に申し訳ないくらいのご予算なのに、お願いしたシェフの皆さまは
詳しい内容も聞かずに、二つ返事でいいですよ~♪って引き受けてくださるんです。
私って本とに、素敵なシェフの皆さまに囲まれてるなぁ~・・・
本とに幸せ者だなぁ~・・・って、改めてひしひしと感じています。

そんな私が、恩返しの意味もこめてできることと言ったら・・・
作り手の皆さまと食べ手の皆さまの架け橋になるべく、
作り手の方々のお菓子作りに対する真摯な想いを伝えていくこと・・・
本当にまだまだ全然微力ですが、そのひとつの手段として
この講座を位置づけることができたらいいなぁと思っています。

  
お忙しい週末にも関わらず、笑顔でご協力くださった
林シェフをはじめとするモンプリュスタッフの皆さま、
本当に本当にありがとうございました。
そして、これから我儘を聞いていただくシェフの皆さま、
ご一緒してくださる受講生の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
楽しく、美味しい講座になるように頑張ります(*^^*)♪