関西若手パティシエ育成のための勉強会! | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ


 
第4回目の「関西の若手育成と活性化」を目的とした勉強会が
3月16日に開催されました。

この勉強会は、WPTC2008にてベストチョコレートショーピース賞を
受賞した「ヒロコーヒーケーキ工房」の藤田浩司シェフ
内海杯第14回で優勝を収めた「元町ケーキ」の大西達也シェフ
発起人となり、昨年の7月より開催されているものです。

 
 
 
 


 
昨年7月に開催された第1回目の基礎編では、チョコレート・アメ細工の「パーツ取り」を。

 
 
 



昨年8月に開催された第2回目の応用編では
チョコレート・アメ細工の「組立て」の技が披露されました。

 
 
 


 
そして、昨年10月に開催された第3回目では、
異なる小麦粉を使ってジェノワーズ、フィユタージュ、シュー生地などを
同じように焼き、食べ比べるという味覚編・第一弾が開催されました。

 
 
 


 
さらに先日、3月16日には初めてゲスト講師として
パティスリー・モンプリュの林周平シェフをお招きして、
「フランス伝統菓子」のデモンストレーションをしていただきました。

新しいスタイルのお菓子にチャレンジをするにしても、
まずそのためには、基本を押さえておかなければいけないという観点から、
フランス菓子の代表エクレール・キャフェ、最近は残念なことに
フランスでもあまり作られなくなっているというサンマルク、
そして林シェフが大好きなコンフィズリーから、キャラメル・ムー、
ギモーヴ・フレーズ、アーモンドのプラリネの5種類をご披露してくださいました。

 
 
 


 
助手を務めてくださったのは、モンプリュのスーパースーシェフ・村田シェフと
イグレックプリュス・マリンピア神戸店の田村シェフです。

えっと・・・藤田&大西シェフのツーショットを撮れなかったのに、
お二人のこんな満面の笑みを撮ってる場合ではないんですけど。。。

 
実は私、この日の朝からなんだか体調が悪いなぁ…と思っていたら。。。
なんと急性胃腸炎でした^^;
朝ご飯はしっかりと食べて、駅まで歩いて、電車に乗った瞬間に…あれっ?
そこからどんどん体調が悪くなるも、頑張ってこの勉強会は最後まで取材し、
(試食はサンマルクとエクレアしか食べられなかったけど←十分?!)
お家に帰って気持ち悪いけど、お腹すいた~ってパンを食べてから
バタン・・・10時間近く熟睡状態でした。。。
 
さすがに翌朝は何も食べれず(←こんなこと1年に1回あるかないかです^^;)
でも京都で講座があったので、講師である私がいなくちゃ始まらない…と向かったものの
ほんのひと口ずつしか食べれず(←でも、一応食べるんですね^^;)
だけど笑顔でちゃんと生徒さんと楽しい時間を過ごした後、
そのまま病院に行ったら…急性胃腸炎ですと診断され即点滴&注射★
その後打ち合わせを済ませて、家に帰って、やっぱりパンを食べてバタン・・・
消化のいいものをと言われても、おかゆやおうどんが食べられない私は、
いつもより消化のよさそうなふわふわ系の白い食パンをたべるしかなくて・・・
そんなこと言ってるから回復しないのよ!ってあちらからもこちらからも怒られそうだけど、
とりあえず2日で、いつもの食生活ができるまで回復しました。
本とに胃を休めてあげることができない私です。。。ごめんなさいm(_ _)m

最近とっても流行っているようなので、皆さまも気をつけてくださいね。
40度の熱が出ようと普通に食べれる私だけど、
さずがに胃腸炎にケーキは無理みたいです。。。
 
話が大きく逸れてしまいましたが・・・

 
 
 
 


 
「関西の若手育成と活性化」を目的として藤田&大西シェフより提案された
この勉強会は、今後も回を重ねていく予定です。

次回は4月7日に、味覚編・第2弾として生クリームや牛乳の食べ比べが開催されます。
ご興味がある方はぜひ、ドーバー関西支店の石田様までお問い合わせください。

 
サロン・デュ・ショコラでも大人気だった洋菓子マウンテン@福知山の水野直己シェフ
ワールドチョコレートマスターズ2007でチャンピオンに輝かれた方だし、
この夏に開催されるWPTC2010日本代表に選ばれている山本隆夫シェフは、
滋賀県のクラブハリエのグランシェフ。
 
このように関西からも世界に羽ばたいている素晴らしいシェフが、
すでにたくさんいらっしゃるんですよね。
でもやはりその数では、東京には負けてしまっているのが現実です。。。
そんな関西をもっともっと盛り上げていこう!と立ち上がられたのが、
藤田シェフと大西シェフなんです!
 
 
私も色々な取材をさせていただいている中で、
関西にも、他に負けないくらい素敵なシェフの方々がたくさんいらっしゃるということを
もっともっとアピールできたら!と考えていたので、
この勉強会は、最初からずっと取材させていただいています。
(お二人とはまさに同世代なので)
そして同じように共感してくださっている、業界誌「製菓製パン」さんも
このような若手講習会が全国に広まればという思いから、ずっと取材をしてくださっています。


若手シェフの皆さまは、お休みを取るのが難しいということもおありかもしれませんが、 
本当に毎回とても勉強になることばかりですので、ぜひ一度参加してみてくださいね。
少人数制ですので、間近でシェフの技を拝見し、即質問をすることができ、
技術的なことだけでなく、精神的な面で得るものが非常に大きい
とても素晴らしい勉強会だと思います。

藤田シェフ、大西シェフをはじめ、ご協力くださっている皆さまは
ご準備等とても大変だと思いますが、ぜひ今後も関西の若手育成のために
このような勉強会を続けてくださることを私も楽しみにしています。