サロン・デュ・ショコラ＠ジェイアール京都伊勢丹に
今年初登場したファブリカ デ ヒロさん。
WPTC2008で見事2位に輝いたチーム・ジャパンのメンバーのお一人、
ヒロコーヒーの藤田浩司シェフが、こちらのサロン・デュ・ショコラのために
発足させられたブランドです。
ヒロコーヒーさんでも販売されていない限定商品の数々をご紹介いただきました。
藤田シェフイチオシのシリーズ「ジャンノ和」
ひとつひとつ藤田シェフが丁寧に手作りされているので
大量生産はできないのだそう。
和洋様々なジャンルの素材の組み合わせが面白いシリーズ。
私の一番のお気入りはキャフェ麦茶。
ショコラノワールのガナッシュにコーヒーとオレンジの香りを加え、
ジャンドゥージャノワゼットレに麦茶のシュトロイゼルを混ぜ合わせた
和洋の香ばしい香りのコラボに、オレンジの爽やかな香りと
シュトロイゼルの食感のアクセントが素晴らしいボンボンショコラです。
最近プティ・ガトーのボンボンショコラ版を作られるお店が多いですが、
逆にこの「ジャンノ和」のプティ・ガトー版を味わってみたい気がするほど
どれもとても素晴らしいマリアージュでした。
ネーミングが昭和なのも、なんだか藤田シェフらしい＾＾；
和素材の中でも、ユズやショウガはすでにボンボンショコラに使われる素材として
メジャーですが、今年はシソやウメがよく使われていた気がします。
香りや酸味にインパクトのある素材は、ショコラとの相性がいいですものね。
こちらのオリジン ザッハ は昨年よ～いドン！でご紹介させていただいた一品。
ヴァレンタイン仕様はこんな風におシャレに仕上げられています。
ベルコラーデ社・パプアニューギニア産の奥深いショコラの余韻に
アプリコットの爽やかな酸味と澄んだキレのある香りが広がる
藤田シェフオリジナルのザッハトルテ。
甘～いザッハトルテが苦手な方にもお薦めです。
最近ショコラ×マールのマリアージュの虜になっている私。
さらにそこに大好きなフィグが合わされているとなると、美味しくないわけがありません！
なんとも贅沢な組み合わせの焼き菓子ですよね。
ヒロコーヒーで大人気のショコラのお菓子、大黒柱にはプレミアムバージョンが登場☆
ベルコラーデ・コスタリカ産のショコラノワールとヴァローナ社のアラグアニを合わせ、
コニャックに漬け込んだセミドライフィグをたっぷりとねりこみ、
さらにマールドシャンパーニュをアンビベしたという
まさにプレミアムバージョンの香り高き大人テイストの大黒柱。
熟成させ円熟みを増した、角のとれた丸みのあるテイスト。
ぜひこちらも定番化してほしいな～。
こちらのファブリカ デ ヒロというブランドは、このサロン・デュ・ショコラのために
発足したブランドとのことですが、今後もいただける機会があると嬉しいですよね。
でも藤田シェフには、春以降色々な企画がおありのようなので、
様々なスタイルで藤田シェフのお菓子をいただく機会があるかもしれませんよ♪
藤田シェフのお菓子作りはとても理論的で、お話を聞いていると
私もとても勉強になることばかりなんです。
藤田シェフの今後ますますのご活躍が楽しみですね♪