・パティスリーS エルヴェ
奥出雲薔薇園の有機無農薬の香り高いバラと滋味深く香る
カシスのバタークリームに、フランボワーズ・ルバーブのフレッシュな酸味。
昨年は薔薇の香りに包まれた優美なモエ・シャンドンのムースでしたが、
今年はフランボワーズと合わせてフレッシュな感覚に。
バラとフランボワーズの鉄板のマリアージュに、意外性のある
ルバーブのシャープな酸味を合わせるところが中元流ですね。
バタークリームのゆるやかにとろける口溶け感も素晴らしかったです。
・パティスリーS クルトワ
トンカの香り豊かな洋梨のコンポートの入った洋梨のムースと
ほのかなキャラメルの香るコニャックのムース。
キリッとした国産ライムのジュレをアクセントに。
ショコラやマロン、ナッツと濃厚なテイストのクリスマスアントルメの中にあって、
アントルメグラッセ以上にお口の中をリセットしてくれた爽やかなテイスト。
ライムのほのかな香り．．．ではなく、キュン、キュンと響き渡る
透明感のあるキリッと爽やかなライムの酸味がお口の隅々まで行きわたります。
キャラメルポワールとライムがこんなにも相性がいいなんて・・・こちらも新発見！
コニャックの深い香りの余韻が、ワンランク上の大人のガトーに引きあげています。
にしても・・・メレンゲと洋梨のコンポートのコンカッセのこの細かい作業。。。
クリスマスアントルメの概念を完全に覆していますよね（笑）
沢山の数を作らないといけないクリスマスだからといって、全く妥協を許さず、
普段の、いえ、ある意味普段以上のレヴェルを保ち続ける中元シェフのアントルメ。
だからこそ毎年全種類制覇したくなっちゃうんです♡
・グランヴァニーユ ルリジューズ
w15×h20 8000円 限定5台
実はこちらはSAVVYさんのクリスマスケーキ特集用にと考えられたもの。
お値段とサイズを考えると、正直写真を見ただけでは、
私も購入は考えていなかったんですが・・・
店頭でサンプルのこの子を見た瞬間に・・・キュン、キューン♡
速攻で買います宣言しちゃってました（笑）
ルリジューズのアントルメは、カットではなく・・・解体作業と呼ぶ方がふさわしいですね。
プティガトーのルリジューズ（大小のシュークリームを二つ重ねた雪だるまのような形）
に近いフォルムのてっぺんに乗ったこの子を外して・・・
周囲に貼り巡らされたフランボワーズ＆ヴァニラのエクレアを外していきます。
このエクレア1本でもかなりのボリューム。
クリームたっぷり、しっかりと美味しいエクレア達です。
ワンサイドにシャンティもくっついてくるのでリッチなダブルクリームに♪
エクレアを全部はがすと、こ～んな姿に（笑）
でも、クリスマスツリーみたいで可愛い～♪
ピスタチオのバタークリームから顔を覗かせるフランボワーズが
まるでオーナメントみたいでキュート♡
この土台となっているピスタチオのタルトだけでもかなり美味しかったです。
ビジュアルのラブリーさだけでなく、お味も本格派！
パーツのひとつひとつを楽しむことができました♪
この忙しいクリスマス時季に、これを作りたい！ってスタッフが
言ってくれたんです～ってシェフがこぼされた笑顔が印象的だったなぁ。。。
今年はシュトーレンをいっぱい食べる会はお休みしたんだけど・・・
ど～しても食べたいお店で購入していたら、一人では食べきれなさそうなので（笑）
こちらの会でシェアすることに。
上段の2種類は・・・
ブーランジェリースドウさんの和み＆ノーマルシュトーレン。
昨年よりもさらにゴージャスにバージョンUPしてます～♪
下段左から、パティスリーS、グランヴァニーユさん。
パティスリーさんのシュトーレンは生地もフィリングもリッチ。
さらにこの2店は、余韻にリキュールが香る大人シュトーレン。
下段右は、ブーランジェリー ビアンブニュさんの和シュトーレン。
ノーマルなシュトーレンが完売してしまって思いつきで作っちゃいました（笑）
にしては、いえ、とは思えない美味しさ。
抹茶生地に餡と栗・・・美味しくないわけないですよね～。
今年もアントルメにシュトーレンに、盛り沢山なクリスマスでした☆
そして講座の生徒さん達とのガールズトークも弾む弾む♪
あっ、今年の人気者大賞は・・・サレものをお願いしていた生徒さんが持ってきてくれた
芦屋軒さんの牛肉のしぐれ煮でした（笑）
また来年も、美味しく楽しいクリスマスイヴイヴを過ごせますように。。。
パティシエの皆さま、本当にお疲れさまでした。
そして、今年も一年間ありがとうございました（＊＾＾＊）♡