
こちらが、よ~いどん!でご紹介させていただいた苺のショートケーキ。
リモールさんのショートケーキは、昔懐かしい三角形のシンプルなフォルムです。
日本人のお菓子の原点ということを念頭において作られているのだそう。
最近は、ジェノワーズにシロップやリキュールをたっぷりとアンビベし、
生地とクリームがお口の中で一緒に溶け崩れていくようなテクスチャーを
追求しているショートケーキが多いですが(←私はこちらのタイプも好き❤)
リモールさんのショートケーキは、生地の美味しさも存分に味わってほしい!
という里美さんの想いから、生地にはなにもうたずに仕上げられています。


ジェノワーズにシャンテイを塗り、スライスした苺を隙間なく敷きつめ、
さらにシャンティを重ね・・・


ジェノワーズ、シャンティ、苺、シャンティと同様に重ねていきます。
作り方は、本とにいたってシンプルですね。


表面にもたっぷりとシャンティを塗って、シャンティを
キュッとしずく型に絞り(←これ、簡単そうに見えて難しいんですよね。。。)

最後にまたまた、たっぷりと苺をトッピングして完成です!
里美さん、以前はカメラで撮影されるの苦手~っておっしゃってたのに、
なんだかもうすっかりと馴れたご様子^^;
以前お菓子教室をされていたので、分かりやすく説明をしながら
作っていかれるのもお上手なんです。

苺のショートケーキ・アントルメバーション☆
お店の雰囲気にぴったりの上品で美しい佇まいですね。
シンプルなお菓子だからこそ素材にもとてもこだわられていて、
ジェノワーズには宇治の平飼い卵やカルピスバターを使用し、
生クリームは高脂肪の47%を使用。
甘酸っぱい苺は厚めにカットし、たっぷりと使われています。

ジェノワーズはふわふわっとした口あたりながら、キメ細かく弾力があり、
ふくよかな卵の風味と香りがふうわり。。。
しっかりとした存在感が感じられます。
そしてその後を追うように、甘さは控えめながらコクのある
シャンティのミルキーな香りが全体を包み込み、
最後に苺の甘酸っぱさがキュン♪
ジェノワーズ、シャンティ、苺・・・それそれがしっかりと自己主張をしつつも
最後には三位一体となってすーっと溶け消えていく不思議な口溶け感。
しっかりと噛みしめて食べた感覚はあるのに、お口の中は
まるで清流ですすがれたかのようにスッキリとしているんです。。。
後には、ふくよかで甘やかな香りの余韻のみが長く続いていきます・・・
シンプルながら、とても丁寧に作られていることが伝わってくるお菓子の数々。
ゆったりとした時が流れる、はんなりと素敵な雰囲気の店内で、
ぜひお抹茶と一緒にいただいてみてくださいね。

こちらは、牟尼庵(ムニアン)さんのYuki(ユキ)というトリュフ。
ロケの前に、私の為にとわざわざ里美さんが買ってきてくださっていたんです。
ユキさんにぴったりのショコラだと思って~って(*^^*)♪
お気持ちが、とっても嬉しかったです。。。(涙)
Yukiは、ホワイトチョコレートをベースにジン「タンカーレTEN」を使用した
贅沢な大人のトリュフ。
ホワイトチョコレートが、まるで淡雪のようにお口の中でほわほわっと
ほどけて溶けゆく、普通のトリュフとは異なる不思議なテクスチャー。
ジンはかなりガツンと効いています。
牟尼庵(ムニアン)さんは京都・北白川にあるチョコレート専門店なんですが、
トリュフ以外に薬膳チョコレートなどもあって興味深いお店なんですよ。
実は、リモールさんと牟尼庵さんは今後コラボされるご予定がおありなんだそう。
そちらもとっても楽しみですね♪
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店名:京の洋菓子工房 LIMOUR(リモール)
住所:京都市左京区田中里ノ前町49
電話:075-781-9848
定休日:木・金曜日
店頭販売/11:00~19:00
イートイン/13:00~19:00(L.O.18:30)